ホーム>HEIWA DREAM.1 ライト級グランプリ2008 開幕戦>

第3試合 ライト級(70kg以下)トーナメント1回戦


HEIWA DREAM.1 ライト級グランプリ2008 開幕戦

第3試合 ライト級(70kg以下)トーナメント1回戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

「自分より稼ぎのいい選手には負けたくない」と語る朴光哲が、世界トップクラスのファイターであるヨアキム・ハンセンに挑む。自らを「雑草」という朴だが、CAGE FORCEライト級トーナメント準優勝などの実績からも実力は折り紙つき。「試合は心の折りあいになる」と言う朴に対し、オールラウンドなテクニックを持つハンセンも「殴り合いなら慣れてるよ」と受けて立つ構え。激しい攻防が期待できそうだ。

試合結果詳細

朴は開始直後から左フック、ワンツーなど積極的にパンチを放っていく。だがハンセンも力強い左ストレートをヒットさせ、朴を吹き飛ばしてみせる。上に乗られた朴はなんとか立ち上がるが、ハンセンはバックドロップ気味の投げで再度テイクダウン。そこからバックを奪うと、じっくりポジションをキープ。胴体に足を絡めてパンチを見舞うと、チョークの体勢、そして腕十字へと鮮やかな連携。さらに三角絞めも見せたハンセンだが、朴は脱出してみせる。スタンドの展開に戻ると、両者パンチの打ち合い。ハンセンが左ストレートをヒットさせれば、朴も連打を見舞う。パンチから差し合いに持ち込んだハンセンは、ヒザ蹴りを入れつつテイクダウン。立ち上がった朴をさらに倒し、またもバックへ回り込む。ガードに戻した朴は隙を突いて立ち上がるが、ハンセンはなおもタックルでテイクダウンに成功。パスガードを狙いつつパンチを放ったところで1Rが終了。

2R、圧力をかけていったハンセンは左ストレート、左ミドルをヒット。朴は顔面、ボディにフックを打ち分ける。ハンセンは組み付いてヒザ蹴りを放つと、足を払ってグラウンドへ。コツコツとパウンドを放ち、パスガードの隙をうかがうハンセンだが、朴はしっかりとガード。相手を足で突き放して立ち上がる。叫び声をあげながら前進したハンセンは、パンチの勢いで朴を倒すとハーフマウント。朴はここでも立ち上がり、パンチの連打でロープ際まで追い込むが、ここで試合終了のゴング。スタンド、グラウンドとも主導権を握ったハンセンが、判定3-0で勝利を収めた。