OLYMPIA DREAM.2 ミドル級グランプリ2008 開幕戦
試合前
ユン・ドンシクと大山の柔道家対決が一回戦で実現。お互い実力が向上中だけに、異口同音に「このトーナメントは最高のタイミング」とコメント。ハイレベルな寝技対決が予想される。
試合結果詳細
1R、まずは距離を探って牽制しあう両者。その後パンチからのタックルで、ユンがテイクダウンに成功する。足で距離を取る大山に、ユンはパウンド。さらにパスガードを狙うユンに、大山は腕を取って関節技を狙う。再びガードの攻防に戻った両者。ユンはパスガードに成功し、サイドポジションを奪う。ハーフに戻ると、ユンは続いてマウントポジションへ。ガッチリと抑え込んだユンは細かくパンチ。これをしのいだ大山は、回転してトップを奪い返す。立ち上がった大山は、ユンの足に蹴りを入れるが、ここはブレイク。パンチ、ローをお互い繰り出し、スタンドでは互角の攻防が続く。ユンは片足タックルで再びテイクダウン。大山は下からアームロックを狙いつつ、下から顔面を蹴り上げる。
2R、右ストレートを食らってダウンした大山だが、後ろに回転しながら立ち上がる。片足タックルでテイクダウンされるも、横三角を狙うなどアグレッシブな動きを見せる大山。それでもユンはしつこく攻めてグラウンドで上になり、バックを奪う。さらにマウントへ移行したユンは、顔面に細かくパンチ。ラスト1分を切ると、上体を起こして連打を見舞っていく。大山は潜り込んで足関節を狙うが、ここで試合終了。終始イニシアチブを握り続けたユンが、判定3-0で勝利を収めた。
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