HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND
第2試合 ミドル級(84kg以下)トーナメント1回戦
1R10分、2R5分
VS1R 6:57
レフェリーストップ
レフェリーストップ
試合前
ミドル級GP二回戦の残り1枠をかけて闘うのは、柴田勝頼とジェイソン・“メイヘム”・ミラー。今回が総合5戦目の柴田は、練習環境も大きく変え、自身の成長に手応えを感じているという。一方のミラーはUFCでも活躍してきた要注目の存在。試合中に不気味な笑顔を見せ、会見では日本語でしゃべりまくるなど、個性的すぎるキャラの持ち主。同時に勝利のほとんどが一本勝ちという極めの強さももっており、柴田にとってはかなりの難敵といえそうだ。
試合結果詳細
今回も柴田は花道をダッシュ。ミラーはダンスを披露しつつハイテンションの入場。セコンドには、チーム・クエストで練習をともにする長南亮。
1R、ミラーはノーガードで挑発。パンチの打ち合いからヒザをヒットさせるが、柴田もアッパーを返す。さらに柴田はフロントチョークを仕掛けるが、脱出したミラーはマウントポジション。Vサインを見せるなど余裕のミラーは、パウンド、さらにモンゴリアンチョップも見せる。腕十字は柴田がこらえるが、ミラーはマウントをキープし、パンチを連打。ここからサイドポジションに移行し、強烈なヒザを落としていく。ミラーは柴田の両腕を完全に制し、パンチ、そしてヒザ。再びミラーがマウントを奪い、パウンドを連打したところでレフェリーが試合をストップ。完勝を収めたミラーは、謎のキメポーズを見せると、マイクを握って「ワタシハ、バケモノ!」と叫び、観客に強烈なインパクトを残したのだった。