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第5試合 ミドル級(84kg以下)トーナメント2回戦


OLYMPIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2ndROUND

第5試合 ミドル級(84kg以下)トーナメント2回戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

実力派ファイター同士の一戦だ。一回戦で優勝候補デニス・カーン相手に見事な一本勝ちを見せたゲガール・ムサシに対するは、いまやこの階級で屈指の強豪となったユン・ドンシク。ムサシはグラウンド技術が急成長しているだけに、ハイレベルな攻防が期待できそうだ。

試合結果詳細

1R、ユンは左右フック、右ストレートから片足タックルでテイクダウン。アームロックを狙っていく。これをこらえたムサシはバックを取るとヒザ蹴り。だがユンも腕を放さない。

ブレイク後、ムサシは右のハイ、さらにパンチ。ユンのタックルをガブってのヒザ蹴りも見せる。さらにムサシは強烈な右ローをヒット、ユンの体が傾いでいく。ムサシはタックルもかわし、しつこくロー。組み付くとボディ、そして顔面へとヒザ蹴りをヒットさせる。グラウンドでもパウンドを連打していくムサシは、足関節も脱出してサイドポジションを奪取。ボディへのヒザ蹴り、そしてアームロックも仕掛ける。

だがユンは体勢を入れ替えるとバックに。そこから腕を絡め、腕十字へ。必死でディフェンスするムサシとクラッチを切ろうとするユンの攻防に、場内もヒートアップ。一瞬、腕が伸びたムサシだったが、すぐにポイントをずらしてみせる。

2R、左ハイを放つムサシに対し、ユンも左右のパンチ。ローをキャッチしたユンだったが、ムサシはこれを潰してバックを取り、鉄槌を見舞う。1Rの疲れからか、ユンは身動きを取れないまま。ムサシはユンの側頭部に拳を何発も浴びせていく。チャンスをうかがっているようにも見えるユンだが、ムサシは絶え間なくパンチを連打。試合終了までパンチを打ち続けたムサシが、3-0の判定勝ちでファイナル進出一番乗りを決めた。