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第1試合 -ミドル級(84kg以下)GPリザーブマッチ-


OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦

第1試合 -ミドル級(84kg以下)GPリザーブマッチ-

VS2R 0:30
TKO

試合前

ミドル級GPリザーブマッチに登場するのは、ユン・ドンシクとアンドリュース・ナカハラ。2回戦でゲガール・ムサシと接戦を演じたユンは、誰もがその実力を認める寝技師。極真空手のナカハラは総合デビュー戦となる桜庭和志戦で、敗れはしたが非凡な打撃を見せた。寝技VS打撃と対照的なスタイルの両者だけに、一本、KOで決着する可能性が非常に高い一戦だ。

試合結果詳細

ユンは道衣を着たまま試合開始。まずはナカハラが左右のローをヒット。ユンはタックルを狙うも、ナカハラはバックステップでかわす。だがユンはパンチから再度、組みついて引き込む形でグラウンドへ。ナカハラは立ち上がってローキック。スタンドで再開後、またも差し合いに持ち込んだユンだがナカハラはテイクダウンを許さず、ローキックを当てていく。何度目かのトライでテイクダウンに成功したユンだが、ナカハラはここでオモプラッタ。寝技の成長ぶりを見せる。ユンはジワジワと攻め込み、マウントポジションへ。同時に袖車絞めを狙っていく。ユンはパンチから再び袖車へ。ナカハラはエビの動きで脱出すると、立ち上がってロー。スタンドでハイキック、右ストレートをヒットさせる。やや疲れの見えるユンに対し、ナカハラは強烈な打撃。組みつかれるとヒザ蹴りを叩き込み、さらにグラウンドでもヒザを放っていく。

2R、ナカハラは右ローをヒットさせると、左右のフックを連打。これが決まって崩れ落ちたユンに、ナカハラはパウンドを連射。身動きの取れないユンに、レフェリーは試合をストップ。ナカハラが強豪ユンを下し、総合初勝利を挙げた。

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