OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦
閉会式
ミドル級グランプリ2008の表彰式。まずは第3位のメルヴィン・マヌーフ、ゼルグ“弁慶”ガレシックにトロフィーと賞金100万円のボードが手渡される。そして、準優勝のホナウド・ジャカレイにはとフィーと賞金300万円が。最後に、ミドル級グランプリ優勝を果たしたゲガール・ムサシには、優勝トロフィーと賞金1,000万円、そしてミドル級グランプリ2008優勝&DREAMミドル級王座の2つのベルトが手渡された。また、大会アナウンサーより、今年の大晦日のDREAMイベントがさいたまスーパーアリーナにて行われることが発表された。以下、ミドル級グランプリファイナリスト4選手のリング上でのコメント。
メルヴィン・マヌーフ「今はツライ気持ちで、何と言っていいのか分からない……。でも、ムサシは本当に素晴らしいチャンピオンで、オレには言い訳は何もない。今日は自分の持っている力をすべて出し尽くして自分の試合をしたかったが、それができなかった。今日は幸運の女神がムサシに味方した。でも、次は自分に味方してくれるだろう」
ゼルグ“弁慶”ガレシック「今日は素晴らしい体験ができました。残念ながら自分が望んでいたより早く終わってしまいましたが、ムサシ選手は本当に素晴らしいチャンピオンです。DREAMの皆さん、ムサシ選手がDREAMチャンピオンということに誇りを持ってください」
ホナウド・ジャカレイ「ゲガール・ムサシ選手は本当にチャンピオンに相応しいファイターです。ですが、私は諦めません。また戻ってきます。皆さんをまた喜ばすために頑張ります。今日一番ガッカリしているのは私です。次回、期待してください。最高のものをお見せします。最後にムサシ選手に『おめでとう』と言いたいです」
ゲガール・ムサシ「皆さん、ありがとうございました。実はこのトーナメントを通じて、ゼルグ選手とジャカレイ選手と友達になりました。そして、いろいろと助けてくれました。今日は自分が勝ちましたが、やはりジャカレイ選手と対戦して、友達相手だったので辛かったです。DREAMの皆さん、このチャンスを与えてくれてありがとう。それからファンの皆さん、会場に足を運んでくれてありがとう。自分がこのトーナメントに出ることを可能にしてくれた全員にお礼を言いたいです。チームメート、弟、友人が助けてくれました。一人ではこの優勝は実現できませんでした。それから最後にもう一人、アドバイスをくれたヒョードル選手、ありがとう。皆さんのおかげです。いろんな人にお礼を言いたいのですが、言い尽くせません。ありがとうございました」