HEIWA DREAM.10 ウェルター級グランプリ2009決勝戦
試合前
大会の幕開けはDREAMウェルター級GPリザーブマッチ! 池本は「『DREAM.8』が終わったときからリザーブに出るつもりだった」と準備万端。さらに、「第1試合ということで会場のボルテージが最高になるようにアグレッシブな試合をする」と鼻息も荒い。対するサフィジーヌはDREAM初参戦。名門チーム・クエストの新鋭だ。決勝戦へ望みをつなぐのは池本か? サフィジーヌか?
試合結果詳細
1R、開始早々いきなりエアハンマーを繰り出す池本。これをかわし組みついていったのはサフィジーヌ。池本は組み合いからサフィジーヌのボディにヒザ蹴りを入れる。池本のロー、ハイ、左フックに、サフィジーヌは重い右ローで呼応する。またも組み合いの状態から、両者ともボディへヒザ蹴りを入れていく。右のブラジリアンキックを繰り出したサフィジーヌだが、これは不発。両者スタンドの攻防に固執し、またも組み合いながら、ヒザ蹴りの応酬に。5分経過時点で池本のバブルパンチ。だが、これも当たらず。右ハイをかわされたサフィジーヌが態勢を崩し、転んだところでグラウンドへ。上から池本がダブルパンチをはじめとするパンチをサフィジーヌの顔面に入れていく。サイドからパンチを入れる池本にサフィジーヌは“もぐり”で賢明にディフェンス。そして一瞬のスキをついて、スタンドに。組みつきからテイクダウンを試みるサフィジーヌだが池本はこれを許さず。残り時間1分半。池本のダブルパンチに一瞬ひるむサフィジーヌ。サフィジーヌの左右のアッパー、ワンツーがヒットし始めたところで、第1R終了のゴング。
2R、ロー、ワンツーの応酬でスタート。池本の左右のロー、前蹴りに対しサフィジーヌも重い右ローを返していく。サフィジーヌの左フックがヒット。サフィジーヌの右フックをかわした池本がタックルからテイクダウンにいくが、サフィジーヌが上の態勢に。サイドに回ったサフィジーヌは、池本の左肩をガッチリ固めて顔面にパンチを入れていく。そしてマウントポジションを奪取。だがここで池本はサフィジーヌの右足首を取りにいく。最後は上になった池本がパウンドを繰り出したところで、試合終了のゴング。判定は3-0でサフィジーヌが勝利した。