HEIWA DREAM.11 フェザー級グランプリ2009 決勝戦
試合前
大会の幕開けはフェザー級実力者同士によるリザーブマッチ! DJは4月の1回戦、所英男に勝利したものの、眼窩底骨折により2回戦進出を断念。DJ自身はこのリザーブマッチを2回戦と捉え、ベルトへの足掛かりとする所存だ。対する宮田は、今年から階級をフェザー級に変え、DEEPで2連勝。飛ぶ鳥を落とす勢いの格闘ヘラクレスがDREAMに帰ってきた! 決勝へ臨みを繋ぐのは、DJか? 宮田か?
試合結果詳細
1R、DJは右ロー、左ハイを繰り出すがこれはけん制。組み合いから宮田がバックを取りテイクダウンに成功すると、足を固め、バックチョークを狙う。だがDJは落ち着いてこれをディフェンス。そのまま宮田はバックからこつこつとパンチを入れていくが、DJも宮田の左腕を取りにいく。ここで膠着し、レフェリーはブレイク、そして両者にイエローカードを提示する。スタンドの展開で、DJの左ハイをまたも交わした宮田は組みつきにいくが、ここはDJが距離を取る。宮田の間合いで試合は進み、DJはカウンター狙いか、なかなか入ることができず。DJの左右のフックをかわした宮田は両足タックルからテイクダウンに成功。上の体勢からパウンドを落とすが、DJも下から左腕をアームロック狙い。ボディにヒザ蹴りを入れていく宮田と、執拗に左腕を取りにいくDJの攻防が続く。ここでマウントからバック、横四方の体勢を取った宮田に、セコンドの前田日明から「ギロチン! ギロチン!」の声が飛ぶ。上からガッチリと固める宮田はついにマウントポジションを奪取。上から強烈なパウンドを落としていくが、ここで第1R終了のゴング。
2R、スタンドでDJがラッシュをかけるが、宮田はまたしてもあっさりと両足タックルでテイクダウンを取ることに成功する。宮田のパウンドに対し、DJも下からのパンチで応戦。一瞬の隙を突いて立ち上がったDJだが、宮田は間髪入れず三たび両足タックルを決める。グラウンドでは両者とも決め手に欠け、DJはスタンドへの移行に成功。ここでまたタックルにきた宮田に、DJはフロントチョークを極めにいく。だが、ここは宮田は脱出することに成功し、また上からガッチリ固めにいく。DJは「うわあ! うわあ!」と叫びながら、下からのパンチで応戦するも、ここで試合終了のゴング。判定は3-0で宮田が勝利をおさめた。