OLYMPIA DREAM.12
試合前
韓国の腕十字スペシャリスト、ユンが自身初となるケージファイトに挑戦! 対するは、パウロ・フィリオ欠場により緊急出場となったサフィジーヌだ。ユン得意の腕十字に対し、サフィジーヌも腕十字で対抗すると豪語。腕十字対決の軍配はどっちに上がるか!?
試合結果詳細
1R、ユンが打撃で前進するが、サフィジーヌの強烈な右ローがヒット。そしてユンの蹴り足を掴んでテイクダウンさせることに成功する。グラウンドでサイドのポジションを確保するサフィジーヌだが、ユンは猪木-アリ状態から立ち上がることに成功。左ハイを繰り出すサフィジーヌに、ユンも前進してサフィジーヌの右足を取りにいく。そのままスタンドでケージに押し込み、払い腰を狙うが、これは決まらず。ここで逆にケージを背にしたユンに対し、サフィジーヌは体重をかけ押し込んでいく。ここで両者に「網を掴むな」とレフェリーから口頭注意が入り、センターでの試合再開。しばし打撃の交換をしたところで1R終了のゴング。
2R、サフィジーヌの右ロー、飛びヒザ蹴りがヒット。ユンも右ローを返し、右足を取ってのテイクダウンに成功する。サイドを取ったユンは上からプレッシャーをかけ、バックに回りチョーク狙いに。しばしチョークの攻防が続くが、ここは極めきれず。ユンは2R終了間際に強烈なパウンドを落としていくが、ここで終了のゴング。
3R、チョークのディフェンスで疲れの見えるサフィジーヌは、距離を取って息を整える。ここでユンは片足タックルにいくがテイクダウンならず。ユンにも疲れが見える。レフェリーがタイムストップをかけ、「もっとアグレッシブに」と両者にイエローカードを提示。サフィジーヌが左右のパンチ、ローを繰り出していく。さらに右フック、左ストレートをサフィジーヌがヒットさせると、ユンは後退。だが、サフィジーヌも疲れているためここから追い込み切れず。両者、完全にスタミナ切れで試合が終了。判定は、2-1でユンが勝利をおさめた。