OLYMPIA DREAM.12
試合前
かつて新日本プロレスで同じ釜のメシを食った2人が、時間を超えMMAルールで激突! 所属を桜庭主宰のLAUGHTER7に移し心機一転の柴田は、プロレス、格闘技を始めるキッカケとなった石澤に対しどんなファイトを見せるのか!? 対する石澤は約3年ぶりのMMA。先輩の意地を柴田に見せつけるか!?
石澤は『炎のファイター』オーケストラバーションをイントロに入れ入場。柴田はダッシュでケージインだ。
試合結果詳細
1R、打撃でプレッシャーをかける両者。柴田の右アッパーにぐらつく石澤を、そのままケージに押し込み、柴田はヒザ蹴り、ボディへのパンチを入れていく。しかし石澤もパンチで応戦。柴田の右フックがヒットし、またしてもぐらつく石澤。石澤は体勢を崩したまま足を取りにいくが、ここは柴田がテイクダウンを許さず。石澤は左ストレートをヒットさせると、そのままケージを背にした柴田に左右のストレートを当てていく。両者、あえてノーガードか。中盤、柴田のガードが下がり、石澤のジャブが当たり始める。さらに右ストレート、右ヒザを入れていく石澤。だが、柴田の左フックが決まり、この一発で石澤はダウン。そのまま柴田が追いかけてパウンドを落としたところでレフェリーは試合をストップ。柴田が勝利をおさめた。試合後、泣きじゃくりながら何かを話しかける柴田に、石澤は笑顔で応える。そしてマイクを持った柴田は「一言だけ。本当に自分がこの世界に入ったのは、石澤さんがいたからでした。自分が思うプロレス、それを体現していきたいと思います。どうもありがとうございました」とアピールし、ケージをあとにした。