Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~
乱入!! ビンタ!! 熱唱!! アントン劇場!!
第10試合の終了後、真っ白なスーツに真っ赤なマフラー姿で、大晦日10周年記念エグゼクティブプロデューサー・アントニオ猪木氏が登場! まずは「元気ですかーーーッ!」とシャウトしたところで、謎の男が場内に乱入! スタッフの制止を振り切って、リングサイドまでやって来たのは、なんと安田忠夫だ!
安田は「猪木さん、なんで出してくれないんですかぁ!!! ここで死んでもいいんですかぁ!」と叫ぶと、コートの中にズラッと仕込まれた“ダイナマイト”をアピール! しかし、猪木EPは「なんだコノヤロー! てめぇなんか死ね、コノヤロー!」と返したところで、安田の身にまとわれたダイナマイトが大爆発! そのまま担架で運ばれる安田忠夫に追い打ちをかけるように、猪木EPは「死にたいヤツは死ね、コノヤローッ!」と捨てゼリフだ!
安田が去ったところで猪木EPは気を取り直して「改めまして、元気ですかーッ! 元気があれば紅白もぶっ飛ぶ! 今年はいろんなことがありましたね。面白いヤツもいっぱいいましたけどね。まぁ、俺だっていつもまでもバカやってられねぇよ! 年を考えろって! ということで、リングの上から元気と勇気のメッセージを送りたいと思います。……ところで何やりゃいいんだ? ……俺は帰るぞッ!」と話したところで、入場ゲートから般若の面を付けた3人組が登場!
リングインした3人組に対して猪木EPは「バカヤロー! お前らが本物なら顔を見せてみろ!」。すると3人組の1人が「猪木さんだけで紅白を潰すのは無理でしょう?」と逆質問。猪木EPは「亀か? 鶴かと思ったぞ、俺は!」。般若の面を外すと興毅、大毅、和毅の亀田3兄弟だ! 3人を代表して、三男・和毅が猪木EPのビンタをガッチリ受け止めた。
ラストでは、AKB48の『会いたかった♪』を歌うかと思いきや、まさかの『道』ジャズバージョンを熱唱! そして最後にはお約束の「1、2、3、ダーッ!」でアントン劇場は幕を閉じたのだった。