FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント』
第3試合 バンタム級日本トーナメント 1回戦(61.0kg契約)
1R10分、2R5分
判定 3-0
試合前
現DEEPバンタム級王者vs現ZSTバンタム級王者がバンタム級日本トーナメント1回戦で実現! 「今回で最後になってもいいくらいの試合をします」と意気込む今成に対し、藤原は「今成選手は引退を考えているそうなので、世代交代をお願いしたい」と下克上を宣言! 現役王者同士の一戦の結末やいかに!?
試合結果詳細
1R、お互い距離をはかる静かな立ち上がり。距離をつめようとけん制気味の飛びヒザ、ハイキックを繰り出す今成に対し、藤原も自分の距離に合わせようと間合いをつめていく。右ロー、右ハイを当てていく藤原。ここでレフェリーからタイムストップがかかり、両者に「もっとアグレッシブに闘うように」と口頭注意が入る。試合再開後、左ミドルから組みつきにいった今成は藤原をロープに追いつめると、テイクダウンにいくと見せかけて自らが尻餅をつき、藤原の右足をヒールホールドに捕らえる。だがこれは極まらず、立ち上がろうとした藤原をさらに引き込んだ今成はグラウンドの態勢をキープし、下からがっちりと藤原を固める。残り時間3分、スイープからサイドを取った今成は、藤原のボディにヒザを当てながら、マウントポジションを奪取。肩を使ってのスタンプ攻撃で藤原を追い込んでいき、さらに藤原の顔面にパウンドを入れていくが、藤原は立ち上がることに成功し、1Rが終了。
2R、スタンドで距離をはかる両者。藤原の右ストレートがヒットし、今成ダウン。そのままグラウンドで上になった藤原は1Rのお返しとばかり肩でのスタンプ、さらにパウンドを落としていくが、決め手なくレフェリーからブレイクがかかりスタンドでの再開となる。残り時間1分、前に出ていく今成に藤原もアグレッシブに前に出る。藤原の左フックでダウンした今成だが、下からフットチョークを狙いにいったところで試合終了のゴング。判定は3-0で今成の勝利。