FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント』
開会式
全選手入場式前、桜庭和志がリング上でFIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』開会宣言を読み上げた。
「3月11日に発生した東日本大震災から、約二ヶ月半が経ちました。今もなお、被災をされて苦しんでいる方たちがたくさんいます。たしかに復興までの道のりは果てしなく、険しく、もしかしたら途中でつまづいてしまうこともあるかもしれません。それでも、どんなに苦しくても、あらゆる困難と闘い続けなければいけません。僕たち格闘家にできることは、まさにリングの上で闘い、たとえ負けても立ち上がり、決して諦めない姿を見せることです。これは僕たち格闘家の使命です。今日の大会は、『FIGHT FOR JAPAN』と銘打ち、最低限の電力と、最低限の装飾で行います。ここにはリングと闘う選手たち、そしてお客さんしかいません。選手たちの諦めない姿に、どうか精一杯のご声援をお願いします。全力で闘う選手と、全力の応援。きっと、そこから勇気や希望が生まれるんだと、僕は信じています。今日は最後まで楽しんでいってください。FIGHT FOR JAPAN!! がんばろう、ニッポン!!」