FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL ~2011バンタム級日本トーナメント決勝戦~』

第8試合 フェザー級タイトルマッチ

1R10分、2R5分

VS3R 5:00
判定 2-1

試合前

メインイベントはDREAMフェザー級タイトルマッチ! 昨年末にビビアーノ・フェルナンデスを破り第二代王者となった高谷に挑戦するのは、フェザー級転向後無敗、現在6戦全勝中の宮田だ。ストリート対アスリート。高谷の初防衛か? それとも、宮田の王座奪取か? いざ、ゴング!!

試合結果詳細

1R、ゴングと同時に前へと飛び出した高谷は左右のフックで宮田に揺さぶりをかける。一方の宮田は両足タックルにいくがこれは距離が遠い。さらに組みつきからタックルにいくが、高谷が距離を取ることに成功。もろ差しの体勢となり、さば折りから宮田が足をかけてのテイクダウンを狙うが、高谷は意地でも倒れず。宮田の左ミドル、高谷の右ヒックがそれぞれヒット。序盤より高谷が休まず前へ前へとプレッシャーをかけていく。下がる宮田を追いかけてグラウンドへ、そして上から強烈なパウンドを打ちおろしていく。膠着ブレイクとなりスタンドへ。宮田が右ロー、左フックからタックルでついにテイクダウンに成功。マウントからバックに回るが高谷は体勢を入れ替え、宮田にジャーマンを決めさせず。宮田が左ハイ、高谷が左アッパーをそれぞれヒットさせる。宮田は片足タックルにいくがこれもテイクダウンならず。残り時間3分。宮田は左ミドル、さらに右ミドルを放つが、この蹴り足をつかんだ高谷は倒しにいくが、宮田はこらえ高谷をコーナーに押し込む。そして離れ際に左フックをヒットさせる。さらに高谷の右フックをかいくぐって組みつきにいった宮田はそのままコーナーに押し込み、高谷のボディにヒザ蹴りを入れていく。1Rが終了。

2R、宮田が両足タックルからのテイクダウンに成功するが、高谷はすぐに立ち上がる。組みつきから高谷をコーナーに押し込んだ宮田はボディにヒザ蹴りを入れていくが、ここもブレイク。スタンドでアグレッシブな打撃戦が繰り広げられるなか、中盤から高谷がローを多発し始める。残り時間1分。宮田が片足タックルに入るが、これは決まらず。高谷の左フックがヒット、宮田がまたも片足タックルにトライしたところで2R終了のゴング。

3R、またも前へと出てくる高谷に宮田はトリッキーなカポエイラの左蹴りを高谷の頭部に放つ。高谷の左右のインロー、右フックがヒット。組みつきからコーナーに押し込んだ宮田は、またもボディにヒザ蹴りを当てていくが、ここもブレイク。そして両足タックルにトライした宮田だが、やはり高谷は倒れず。残り時間1分。コーナーでもろ差しの体勢となるが、これも膠着ブレイク。高谷は片足タックルを切ると、逆に足をかけてのテイクダウンに成功する。ここで試合終了のゴング。判定は2-1で高谷が勝利し、見事王座初防衛に成功した。

試合後、ベルトを守った高谷はリング上で「今日はこんなに大勢集まっていただいてありがとうございました! やっぱりタイトルマッチとなると倒したかったんですけど、きっちり倒せなかったので、次は絶対にKOしますので、また観に来てください! ありがとうございました!!」とマイクアピールした。

もっと写真を見る