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第6試合 ライト級(70kg以下)トーナメント2回戦


HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND

第6試合 ライト級(70kg以下)トーナメント2回戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

川尻達也とルイス・ブスカペが3年ぶりに対戦。前回は川尻が判定勝ちしており、ブスカペは「このチャンスを3年間待っていた」とリベンジに燃える。対照的に川尻はブスカペを「興味ない」とバッサリ。ここ2戦、満足の行く試合内容を残せていないだけに「エースとかDREAMを盛り上げるとか関係ない。相手を叩き潰すだけ」と語っている。中量級屈指の柔術ファイターに対し、川尻は“らしい”闘いを爆発させることができるか!?

試合結果詳細

リングに登場すると、川尻はリングアナによるコール時からリング中央でブスカペとにらみ合う。試合が始まると、ブスカペがパンチ連打からタックルで先手を取る。ここは離れた川尻だが、ブスカペが今度は引き込んでグラウンドへ。そこから上になったブスカペ。しかし川尻は立ち上がる。しつこく組み付いたブスカペは足を取りにいく。川尻は上になってパウンド、さらにヒザ。だがブスカペも立ち上がり、スタンドの攻防へ。ここで川尻のパンチがヒットし、力なく崩れるブスカペ。川尻はコツコツと鉄槌、そして立った状態からもパンチを落とす。ブスカペはこれをこらえ、立ち上がるとしつこくタックル。

2R、ブスカペがタックルを仕掛けるが、川尻が潰して上に。川尻はパウンドを連打していく。いったん立ち上がったブスカペだが、川尻はまたもテイクダウンし、パウンドを連打。立ち上がったブスカペは左右フックを放つが、タックルを切られると仰向けに倒れこむ。上に乗ろうとした川尻だが、ここはブスカペが巧みな動きでバックへ。川尻はピンチを迎えたが、回転して上になるとパウンド。ここで試合が終了し、判定へ。ジャッジの裁定は3-0で川尻。「パンチは全部、思いっきり打ちました。まだまだですけど、グランプリを制覇したいと思います。さっき青木くんが、僕のためのグランプリと言ってましたけど、まだまだ若いもんには譲れません」と、ファイナル一番乗りを決めた川尻が優勝宣言をしてみせた。