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第4試合 ライト級(70kg以下)ワンマッチ


HEIWA DREAM.3 ライト級グランプリ2008 2ndROUND

第4試合 ライト級(70kg以下)ワンマッチ

1R10分、2R5分

VS2R 1:5
TKO

試合前

青木真也、石田光洋と好勝負を展開してきたチョン・ブギョンがプロ3戦目を迎える。下からの強烈な十字が印象的なブギョンだが「まだ使ってない技もある」と語っており、今回は新たな一面が見られそうだ。対するは初参戦の中村大介。田村潔司の秘蔵っ子というべき選手で、持ち味は常に動き回って極めを狙うUスタイル。やはり極めの強さには定評のあるブギョンとは、スリリングなグラウンドの攻防が展開されそうだ。

試合結果詳細

1R、まずはジャブ、ローを飛ばしていく中村。左フックから右ストレートもヒットさせる。しかしブギョンはパンチからバックに回り込み、得意の腕十字へ。中村はこれを脱出し、アキレス腱固めへ。ここはブギョンが抜け出し、スタンドへ。中村はパンチをヒットさせると上に乗り、ハーフからアームロック、そして十字へ。だがブギョンはこれを外すと、すかさず腕十字。めまぐるしい攻防が続く。

スタンドでジャブをヒットさせた中村は、飛びつき十字。ブギョンはバックを奪うも、中村が上に。中村はパスガードを狙うが、ブギョンはこれを許さず。パウンドをキャッチしてヒジを極めにかかるシーンも。

両者スタンドに戻って打撃の攻防。ブギョンが外掛けでテイクダウンするが、中村は倒された勢いで上になり、ヒールホールド、アンクルホールドを仕掛ける。いったん上になった中村は、再度、足関節狙い。ここで1Rが終了する。

2R、中村はジャブからロー。ブギョンはヒザとパンチを返す。中村は続いてスタンドからアームロック、十字とコンビネーション。これは脱出したブギョンだが、スタンドに戻ると中村が右ストレートをヒット。崩れ落ちたブギョンに鉄槌を連打し、中村がTKO勝利を収めた。中村はマイクを取ると「はじめまして、U-FILE CAMPの、田村潔司の弟子の中村大介です」と挨拶。「これからも一生懸命練習して、世界レベルに入っていけるよう頑張ります」と語った。