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第18試合/DREAMミドル級84.0kg以下


FieLDS Dynamite!!

第18試合/DREAMミドル級84.0kg以下

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

田村潔司と桜庭和志が、ついにリングで対峙する。UWFインターナショナルの先輩と後輩。因縁のライバル。PRIDEで実現しなかったカード。長い歴史を持ち、ファンの感情移入を誘うこの一戦、果たしてどんな展開になるのか。そして試合後には、どんなエモーショナルな光景が待っているのだろうか……。

負傷した左腕をショッカーに改造され、レガースを履かされる映像を前振りに、レガース姿の桜庭が入場……と思いきや、マスクを取るとその正体は阪神タイガースの下柳剛。後から登場した桜庭は、会見でもおなじみになったサングラス姿だ。一方の田村は、思いつめた表情で入場。足にはレガースを着け、手には小太刀が握られている。

試合結果詳細

観客の大歓声の中、試合はスタート。まずは田村が左ローを放つ。桜庭もローを蹴り、田村はそれをキャッチして右ストレートを打つが、そこへ桜庭がタックル。グラウンドに持ち込むとバックを奪う。だが、田村は切り返してサイドポジション。ガードに戻した桜庭に、田村は鉄槌を落としていく。三角絞めを狙っていく桜庭だが、田村は容赦なくパウンドを連打。田村はいったん立ち上がるが、その瞬間、桜庭は足を取ってヒールホールド。田村はディフェンスしつつ鉄槌を落とし、上を取る。殴られながら何ごとかつぶやき、笑顔を見せる桜庭。田村は手を取られると、古傷が痛んだのか顔をしかめる場面も。ラスト30秒を切ったところで、桜庭が下から腕十字。田村がこれをこらえたところで1Rが終了。

2R、田村がロー、パンチを放つとフラつく桜庭。タックルも切られ、1Rに続き下になる苦しい展開。田村は上から、桜庭は下からパンチの応酬。ここでレフェリーがブレイクをかけ、積極性をうながすイエローカードを提示。スタンドで再開すると、田村がパンチとローのコンビネーション。体が泳ぐ桜庭をタックルで倒した田村は、またもパウンドでダメージを与えていく。ここでもブレイクがかかり、スタンドに戻ると、ローキックに合わせたタックルで桜庭がテイクダウン。ここで試合時間は残り1分となる。そして桜庭が鉄槌を連打したところで、試合は終了。ジャッジは三者とも田村を指示。判定3-0で田村の勝利に。

判定が下されると、両者は笑顔で抱き合い、言葉を交わす。「またお願いします!」と桜庭。田村はトロフィーを受け取り、四方に礼をするもマイクは握らず。

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