OLYMPIA DREAM.12
試合前
記念すべきDREAM初のケージファイト、その第1試合を務めるのは、ZSTバンタム級王者・藤原と現在DEEPで5連勝中の宮下。ともにDREAM初参戦。フレッシュな者同士、アグレッシブな闘いを展開し、会場を暖めることはできるか!?
試合結果詳細
1R、開始早々、宮下が足への低いタックルでテイクダウンに成功すると、早くもフロントチョーク狙いに。藤原もディフェンスをするが、宮下は上の体勢からサイドへ移行、また上へと、グラウンドの攻防を支配。なんとか立ちたい藤原だが、ケージを背にしたため動きを制限されてしまう。なおも宮下のグラウンド支配は続くが、藤原も下からの有効的な蹴りあげで反撃をする。宮下の頭部へのヒザ蹴りが数発ヒットしたところで、1R終了のゴング。
2R、またしても宮下が左足への低空タックルでテイクダウンに成功。藤原は下からオモプラッタ狙い、そしてこの流れで立ち上がろうとしたが、ふたたび宮下は藤原をケージに押し込みながら綺麗にテイクダウンする。1Rに続き、宮下がグラウンドで優位なポジョションを確保しながらパウンドを入れていく。藤原は得意の打撃を繰り出すチャンスなし。宮下はさらにがぶってのヒザ蹴りを藤原の頭部に決めていく。ケージに押し込まれた藤原は下から三角締めを狙うもこれは極まらず、2R終了のゴング。
3R、ハイキックを繰り出した藤原だが、これは当たらず宮下はまたしてもタックルから軽々とテイクダウンに成功。サイドから顔面にパンチを落としていく。下からヒザを宮下の頭部に入れていく藤原だが、逆に宮下も4点ポジションからヒザ蹴りを頭部に入れていく。そしてふたたびサイドに移行するが、ここからの技の決め手に欠き、1R2R同様の膠着状態に。ここで藤原が三角絞めの体勢で宮下をがっちりと固め、強烈なパンチを宮下の顔面に入れていく。宮下はこの攻防をなんとかしのぎ、サイドを奪取してからのパウンドを決めているところで試合終了のゴング。判定は、3-0で終始試合の主導権を握った宮下の勝利。
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