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第17試合 魔裟斗引退試合


FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~

第17試合 魔裟斗引退試合

K-1ルール(3分5R延長1R)

VS5R 3:00
判定 3-0

試合前

ついに、この瞬間が来てしまった。魔裟斗の引退試合。これまでMAXを牽引してきた魔裟斗が、いよいよグローブを置く時が来てしまった。ラストマッチの相手は、これまで2戦2敗している因縁のアンディ・サワー。「最後に勝つのが俺の運命」と宣言しているように、魔裟斗は有終の美を飾ることができるのだろうか。運命のゴングが今、鳴らされる。

サワーが入場。その横には、息子も一緒に歩いている。彼もまた、負けられない一戦だ。そして、いよいよ魔裟斗が登場。大きな歓声があがる。チーム魔裟斗の面々も、一緒に帯同。その表情は、ひじょうに険しい。最後の舞台。観客に右手を挙げてリングイン。最後のゴングが
鳴らされた。

試合結果詳細

1R、右ローキック、右ミドルキック、右ローキックで積極的に攻撃する魔裟斗。サワーはインローを返す。魔裟斗は右ローキックが走っている。サワーも右ローキックを返す。魔裟斗はワンツーフックとテンポ良く攻める。サワーは、やはりスロースターターなのか、エンジンのかかりが遅い。前蹴りで突き放す。魔裟斗は右ローキックを軸に組み立てる。とくに右フックがいい。何度も、魔裟斗の右フックがサワーにヒットした。

2R、魔裟斗の左ミドルキックでスタート。サワーが右ローキック。魔裟斗は右フック、右アッパーと続ける。左ハイキックを使う魔裟斗。サワーはローキックで魔裟斗を崩しにかかる。魔裟斗は、全開で右フック、右ローキックで攻撃。サワーはヒザ蹴りを返すが、魔裟斗は回ってかわす。サワーの右フックが当たる。だが魔裟斗は崩れない。魔裟斗の渾身の右ローキックがヒット。サワーは左フックを返すが、魔裟斗はブロック。今度は、左フックから右のパンチで逆襲。ややサワーが盛り返す形で、ラウンドが終了した。

3R、このラウンドが勝負か。魔裟斗は右ローキックを連発。狙いはサワーの左足か。サワーもローキックで反撃。魔裟斗は左フックをヒットさせる。さらに右フックで攻撃する魔裟斗。サワーもフックで打ち合う。魔裟斗は、世界を制した左フックでKOを狙う。右フックを打ち込む魔裟斗。サワーはローキック。一進一退の攻防が展開された。

4R、左アッパーを放つサワーは、インロー、フックと猛攻をかける。右フックを連発するサワー。右フックで倒しにかかる魔裟斗。緊張の糸が張り詰める。いつダウンが生まれてもおかしくない状況か。魔裟斗の右フックがヒットする。サワーもワンツーから右ローキックを返す。サワーがローキック。すると、魔裟斗は右フックをカウンターで合わせた瞬間、なんとサワーがダウンだ。立ち上がったサワーに、パンチで猛攻を仕掛ける魔裟斗。これを凌いだサワーは、フックを中心に反撃するが、ここでラウンド終了。

5R、後がないサワー。これで最後の魔裟斗。悲鳴と歓声が上がる中、二人は拳を合わせた。サワーの左フック。魔裟斗の右アッパーが交錯する。サワーはインローを連発。魔裟斗も右ローキックを連発。サワーは、右ストレート。ジャブから左フック、右ローキックで攻める魔裟斗。サワーは、左フック、右ストレートでKOを狙うが、魔裟斗は紙一重でかわす。魔裟斗も右アッパー、ワンツーからのフックでKOを狙う。二人とも、このラウンドで決着をつけたいようだ。残る数秒。歓声が大きくなる。あと、もう少し、魔裟斗の試合がみたい。そんな悲痛な声だ。そして、両者が打ち合ったところで、タイムアップ。勝利を確信したのか、魔裟斗が笑顔を見せる。判定は、もちろん魔裟斗。やはり魔裟斗が、最強のままグローブを置くこととなった。トレーナーのヌアトラニー氏の右手を挙げた魔裟斗は、「こんな大勢の中で、嬉しいです。今までずっと僕のことを支えてくれた、トレーナーたち、そして関係者の皆さん、スタッフの皆さん、ファンの皆さん、ありがとうございました。今日でファイターを引退します。もう30歳なので、まだ残り50歳くらいあるので、来年、明日から新しいものを見つけるために走っていきたいです。ありがとうございました」と挨拶した。

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