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1980年代、日本中の少年を熱狂の渦に巻き込み、今も続編がコミック連載される国民的キャラクター『キン肉マン』は、今年でなんと生誕29周年。29（ニク）周年を記念し行われたこの日の『キン肉マン映画祭“スペシャルナイト”』には、作者であるゆでたまご先生（嶋田隆司先生、中井義則先生）はもちろん、、アニメ『キン肉マン』の主題歌を唄う串田アキラさん、『キン肉マン』好きを公言してはばからないお笑い芸人のバッファロー吾郎さん、ケンドーコバヤシさん、指圧野郎さん、アホマイルドさん、元フードファイターで現在は『ハッスル』でも活躍するジャイアント白田さん、そしてミノワマンがゲスト参加した。

イベントに先立ち行われた記者会見では、ゆでたまご先生を始めとする各ゲストが『キン肉マン』への思いを語る中、ミノワマンも「子供の頃から見て憧れまして、そして今、29年が経ち、この場にいることがすごい幸せです。『キン肉マン』からは“超人”や“友情”という言葉を学びまして、自分は超人を本気で目指していきたいと思い、名前もミノワマンにしました。これからも影響を受けると思いますが、『キン肉マン』に近づけるように頑張ります！」と熱い思いをコメント。かねてからミノワマンと親交の深い嶋田先生からは、「ミノワマン選手、DREAM頑張ってください！　10万円の席を買いましたから！」とエールが送られた。

また、記者会見では嶋田先生から、「今年は『キン肉マン』29周年ということでいろいろとイベントを考えているんですけど、実際のリングに『キン肉マン』を上げたいなと思っております。それによって、僕の好きな格闘技・プロレス界が盛り上がってほしいなと思っております」と仰天発表が！　これにはミノワマンも、「すげぇ……!!　キン肉星から来るってことですよね!?」と驚きを隠せない様子。闘う可能性について聞かれると、「いやぁ〜！　そうなったらすごい幸せですね！」と興奮気味に語っていた。

そして、イベント本番は、串田アキラさんによる主題歌熱唱、ジャイアント白田による2.9キロ牛丼早食いバトル、ファンが選んだ『キン肉マン』ベストバウトの発表などで、大いに盛り上がった。なお、この日のイベントの司会はリングアナウンサーの太田真一郎氏が務め、ゲスト入場の際のコールではレニー・ハート氏がシャウト。さらに、ベストバウト発表時には、“世界一の煽りVアーティスト”佐藤大輔氏による『キン肉マン』の煽りVが公開されるなど、DREAM制作チームも協力。イベントの盛り上げに貢献した。

イベントでのミノワマンは実に楽しそうな表情で積極的にトークにも参加。ゲストの選ぶ『キン肉マン』ベストバウトでは“夢の超人タッグ編”の超人師弟コンビ（ロビンマスク＆ウォーズマン）vsヘル・ミッショネルズ（ネプチューンマン＆ビック・ザ・武道）戦をセレクトすると、その理由について「試合というより、とにかく映像が目を引きました。ロビンマスクがマスクを取られて、顔が映るという歴史的瞬間。何回もビデオで一時停止しました」とコメント。ファンが選んだベストバウト6位の“キン肉星王位争奪編”キン肉マンソルジャーvsキン肉マンスーパー・フェニックス戦についても言及し、「予言書がなければ、ソルジャーが勝っていたと思います」と力説するなど、マニアぶりを存分に披露した。

最後にミノワマンは、「『キン肉マン』に負けないように、僕も頑張ります！」とファンに宣言。イベント終了後は、会場内に展示されたキン肉マン立像と一緒に記念撮影し、会場を後にした。

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