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2008年3月14日

ミノワマンの相手が決定! そして宇野薫も登壇!
決戦はいよいよ明日!! 全選手が決戦に向けて意気込み!!

3月14日(金)、都内・ホテル イースト21にて、3・15『HEIWA DREAM.1 LIGHT WEIGHT GRANDPRIX 2008 1st ROUND』(さいたまスーパーアリーナ)の直前記者会見が行われた。
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総合格闘技新時代の扉が遂に明日開かれる! DREAM旗揚げ戦、『DREAM.1』を翌日に控えた14日、直前記者会見が行われた。会見では、未定となっていたミノワマンの対戦相手が、韓国のイ・グァンボムに決定したことも発表。出場全20選手が登壇し、大会に向けての意気込みを語った。

会見に先立ち、当初ライト級トーナメント出場が予定されていたが、怪我のため1回戦を断念せざるを得なくなってしまった宇野薫が、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーとともに登壇した。笹原EPから、「今回、ぜひご本人の口からファンの皆様方にメッセージを発したいということで、この場を設けさせていただきました」と、この日の会見に宇野が登壇した理由を説明。宇野は、「昨年の試合(昨年9月のアンドレ・ジダ戦)でのアゴの骨折による怪我で、今回の試合にはベストな状態で参戦できないということで、今回は欠場することになりました。ギリギリまで頑張って調整したんですけど、やはり難しいということで今回欠場することになったんですけど、風薫る頃にはDREAMで試合をしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と、“風薫る頃”のDREAM参戦を誓い、ファンに向けてのメッセージを残した。

そして、試合順に沿って出場全選手が登壇。決戦に向けての意気込みを語った。

【イ・グァンボム】
「明日は初めての試合なので、楽しく活気ある、ファンの方々が喜ぶ試合をしたいと思います」

【ミノワマン】
「『DREAM.1』第1試合、しっかり使命を果たしたいと思います。(イ・グァンボム選手を初めて見て、どんなことを感じましたか?)“ズール選手より小さいな”と思いました」

【門馬秀貴】
「このようなイベントに参加できることを誇りに思いますし、とても感謝しています。それと対戦を受けてくれた桜井選手、本当に感謝しています。当日は100%を出せることを信じて闘っていきたいと思います」

【桜井“マッハ”速人】
「このような大会を自分に導いてくれた神様に感謝します。関係者及び皆さんにも感謝します。それと、門馬選手にも感謝します。あとは明日を待つだけです。それだけです」

【朴光哲】
「明日、自分の力を全部出し切って必ず勝ちたいと思います。楽しみにしています」

【ヨアキム・ハンセン】
「初めてのDREAMに出られることができて本当にワクワクしています。明日の試合のために非常に厳しいトレーニングを積んできましたので、明日は全力を尽くして皆さんに楽しんでもらえる試合をします」

【ルイス・ブスカペ】
「日本に来られてすごく光栄に思っています。ハードなトレーニングを積んできました。このイベントは世界最高の大会になると思います。明日は勝って、ベルト狙える位置に登り詰めたいと思います」

【宮田和幸】
「明日のリングの上ですべてを出します」

【アルトゥール・ウマハノフ】
「この試合に呼んでいただき、本当にありがとうございます。明日は素晴らしい闘いをリングの上で見せたいと思います」

【永田克彦】
「このDREAMという大会に参戦できることを本当に嬉しく思います。トーナメントということもありますし、自分にとっては生き残りを懸けた試合になると思います。相手のウマハノフ選手は物凄い破壊力を持った選手だと思いますが、自分はそれを上回る攻撃でガンガン行きたいと思います」

【チョン・ブギョン】
「明日のためにたくさんの準備をしてきたので、明日はいい試合を見せたいと思います」

【石田光洋】
「明日、リングに立って試合ができることを、すごく嬉しく思います。明日は僕とチョン・ブギョン選手にしかできない熱い試合ができたらいいなと思っていますので、応援よろしくお願いします」

【水野竜也】
「120%力を出し切って、勝ちだけを狙って試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」

【ミルコ・クロコップ】
「さいたまスーパーアリーナで試合をするのは本当に久しぶりです。最後に試合をしてから1年半経っています。そういう意味でもワクワクしていますし、明日は世界最高のファンである皆様の前でまた試合ができることを大変喜んでいます。それから水野選手に関しては、わずか1週間のオファーを受けてくださって、水野選手の勇気を称えたいと思います。非常に素晴らしい選手だと思います。明日は素晴らしい試合をします。水野選手の試合映像ですか? 昨夜見ました。水野選手は、絶対にベストを尽くして、非常に優れたパフォーマンスをするでしょう」

【エディ・アルバレス】
「まず、この大会に呼んでくださってありがとうございます。ギリギリで決まりました。本当に嬉しく思っています。試合に出るからには今までの自分の試合のように、ペースの早い、非常にバイオレントで攻撃的な試合を見せることをファンの皆様には約束します」

【アンドレ・ジダ】
「DREAMという家族の一員として迎え入れられて、非常に光栄に思っています。もちろんKOで勝ちたいと思っています。スタンドであろうとグラウンドであろうと必ずアグレッシブなファイトをします。だからアルバレス選手も、彼自身が約束したように、同じようなファイトをしてほしいと思います」

【ブラック マンバ】
「このチャンスをいただきありがとうございます。そして、世界で最も優れたこの階級の選手の一人と言われている川尻選手と試合をすることができて非常に喜んでいます。光栄なことです。ファンの皆さんにはエキサイティングな試合をお見せします。私は寝技でも立ち技でもレスリングでも良い技術を持っているので、それをすべてお見せします」

【川尻達也】
「明日は日本の総合格闘技界にとって新しい時代の幕開けになると思います。そういう中で、しっかり結果を残して、その時代に大きな一歩を踏み出したいと思っていますので、応援よろしくお願いします」

【青木真也】
「明日のリングに上がれることを非常に感謝しております。ロマン溢れる、ワオワオした試合を繰り広げたいと思います。応援よろしくお願いします。(ラバーガードを発明したエディ・ブラボーがアメリカン・トップチームに行って、J.Z.カルバン選手にラバーガードの崩し方を教えているそうですが、どう思われますか?)どうなんですかねぇ? どんなディフェンスをされても極める自信が、僕のラバーガードにはあるので、“上等だよ!”って感じです」

【J.Z.カルバン】
「コンニチワ! まず青木選手、今回の試合を受けてくれてありがとうございました。『やれんのか!大晦日!』で闘うはずなのにできなくて、ようやく試合することができて喜んでいます。あのときはファンの皆さんをガッカリさせてしまいました。ごめんなさい。今回、DREAMライト級のトーナメントに参加することができて、これは世界でもライト級のトーナメントとして最高峰の大会であると信じていますので、大変光栄に思っています。そして、この素晴らしい選手たちと一緒のリングに立つことができて、本当に喜んでいます。いつも自分はベストを尽くします。そして、HERO’S出身の選手として、明日のリングではしっかりと自分のプライドを出して闘いたいと思います」

笹原EPによると、この日の会見前に行われた計量は全選手がパスしたとのこと。また、「大会の発表以来、非常に多くの方々から興味を持っていただき、事務局のほうにも数多くの問い合わせをいただき、注目度の高さを実感する毎日です。国内はもちろん、海外からも多くの問い合わせをいただきまして、当日も数多くの海外メディアの方もいらっしゃってくれる予定となっています。国内ではTBSさんのほうで放送していただくんですが、ゆくゆくは海外も含めた形で世界中にこのイベントが発信できればと思っています。新しい価値観を作るイベントになると思います。今までの格闘技界にはない新しい価値観を築ければと思っています。それもひとえに選手の方々の熱いファイトだと思いますので、ぜひ選手の方々には素晴らしい試合をしていただければと思っております」と、今後のDREAMの展望を語るととともに、明日の旗揚げ戦での選手の活躍に期待を寄せた。決戦はいよいよ明日。総合格闘技新時代の幕開けを目撃せよ!!

以下、会見後に行なわれた笹原EPの囲み取材の模様。
【笹原圭一DREAMイベント・プロデューサー】
――金のベルトと銀のベルトが置かれていましたが?
笹原 ライト級GPの覇者に渡されるベルトが、金色のベルト。銀のベルトは、ライト級チャンピオンに渡されるベルトです。ですので、金は、要は自分のものになるってことです。
――ベルトの制作費は?
笹原 一本、3,000万円くらいです。
――イ・グァンボム選手のプロ8戦というのは?
笹原 キックボクシングでの実績です。
――計量は全選手一発でパスですか?
笹原 全選手一発でパスです。
――会見の冒頭で宇野選手が挨拶されましたけど、今後の試合に関する話はされているんですか?
笹原 怪我の状況次第ですよね。怪我の治り具合次第だと思います。これもすごく宇野選手らしいなと思うんですけど、「キチンと自分の口でファンの方に説明したい」ということで、今回こういう形でお話しいただきました。まさしく宇野選手の口から「風薫る頃」というふうにおっしゃっていたので、怪我の治り具合を見ながらと思うんですけど、僕らとしては、ライト級を代表する選手なので出ていただければと思っています。それがどういう形になるのかというのは、この後ですね。
――ライト級トーナメント1回戦はシードとなる可能性もあるんですか?
笹原 まだちょっと決めかねています。いわゆる主催者推薦枠的なことなのか、次の4月のミドル級の開幕戦(『OLYMPIA DREAM.2 LIGHT WEIGHT GRANDPRIX 2008 1st ROUND』)でライト級1回戦の1試合を組むのか、まだちょっと決めかねています。
――『DREAM.1』の大会中に次のミドル級グランプリに関しての発表はありますか?
笹原 やりますよ、もちろん! お客さんの前でそれをやるのが一番いいので、できるだけ具体的な内容がお伝えできればと思っています。期待していただければと思います。