- 2008年9月22日
9・23『DREAM.6』さいたまSA大会直前!!
出場ファイターに意気込みを聞く! PART.3- いよいよ明日に迫った9・23『OLYMPIA DREAM.6 ミドル級グランプリ2008 決勝戦』(さいたまスーパーアリーナ)に出場するファイターに、現在の心境、試合への豊富、対戦相手の印象などを聞いた(※ミルコ・クロコップ、マイティ・モーは欠席)。【取材日:2008年9月21日】
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■アドリアーノ・マルチンス「グラウンドに固執するつもりはない」
「日本で闘うことが一つの目標だったんだ。その夢が実現して嬉しいね。今は期待に溢れているよ。柔術はカリオカチームに所属していたんだ。師匠はクリスチャーノ・カリオカ。腕十字が得意だよ。中村は衣を着ない闘いが得意なようだけど、ボクだって問題ない。ブラジルでも衣なしの練習をしていたし、試合にも出たことあるからね。ただ、言っておくけど、ボクはグラウンドに固執するつもりはないよ。すべてのシチュエーションで勝つ準備をしてきたからね。ベッチーニョの招待でKRAZY BEEの一員になったんだけど、特に打撃、レスリングが上達したと感じているよ。オレの尊敬するファイターはKIDとミノタウロ(アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ)。ミノタウロは勝負への心構え、そしてグラウンドテクニック。KIDは向上心を始め、とにかくメンタル、スピリッツがすごい。尊敬する彼らの部分をしっかり身に付ければ、きっとボクは世界トップの選手になれると思うと信じているんだ。(ファンへ一言!)『DREAM.6』で自分という存在を知らしめたいと思うので期待して見ていてほしいね」
■中村K太郎「ビデオを観たらそんなんでもないから、極めてやるぜ!」
「DREAM初参戦、ありがたいことですねぇ。(海外のメジャーイベント、UFCへの参戦経験はありますが、日本でのメジャーイベントは初。感覚は違いますか?)やっぱり違いますね。周りから試合が決まっただけで『おめでとう!』と言われましたから(笑)。それはやはり、やる気になりますよね。(マルチンスの)試合映像を見たら、ボクの見た試合では柔術家なのに寝技に行かなかった。トータル的にやることになるかもしれないですが、ボクとしては柔術家でも寝技で勝負を付けたい。そして、青木選手と同じくらい寝技ができることをアピールしたいですね。寝技で勝てる自信はあるんで。試合が終わった日は観戦した人のブログを見て回ったりするのですが、火曜日は徹夜となるでしょう。一晩中、寝ないでブログを観ます(笑)。(インパクトを残して地上波放送を狙う?)勝負ですね! そこは重要です。速攻で行けるなら速攻で行きたいです。相手も外国人なんで放送されるか分からないですからね。インパクトに残る試合をしたいです。(マルチンス選手に一言!)それなりに強いと思うけど、ビデオを観たらそんなんでもないから、極めてやるぜ!(ファンへ一言!)チョークとか寝技が強いです。あと、かっこつけようとしていますが結構間が抜けてるんで、そんなところも見てください(笑)。K!!」
■セルゲイ・ハリトーノフ「今回の試合はパコージン氏に捧げたいと思います」
「PRIDE時代に肩を負傷したんですが、試合をしつつも治療を続けてきました。1年ぶりの試合となりますね。最高のコンディションとは言えませんが、強いガッツでこの試合を勝ち抜けると思います。負傷の結果、できない練習もあったんですが、今できる最大限の練習をしてきました。(ロシアの)トゥーラでの練習をベースに、オランダやタイ、いろんな国で練習してきました。オランダではゴールデングローリーでトレーニングをしてきました。ステファン・レコ、セーム・シュルト、ハリッド “ディ・ファウスト”、グーカン・サキなどと一緒に練習してきました。タイではムエタイの選手と一緒に練習して、打撃のスキルが非常にアップしたと思います。とにかく今回は勝ちたいです。久しぶりの試合なので勝ちたいですね。それがすべてです。(ハリトーノフ選手の日本デビューを実現したウラジミール・パコージン氏がお亡くなりになりました。このことは試合に影響しますか?)尊敬する方だったので……一報を聞いたときはショックを受け、非常に残念な気持ちになりました。ですから、今回の試合はパコージン氏に捧げたいと思います。(ファンへ一言!)長い間、ほぼ1年のブランクがありましたが、気合い十分で今回の試合に臨みます。DREAM王者を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いいたします」
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