- 2008年12月25日
青木真也が全日本キックの石川直生と公開合同練習!!
青木「その日、世界で最高の試合になる自信があります!」- 12月25日(木)、都内・DEEPオフィシャルジム IMPACTにて、12・31『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』(さいたまスーパーアリーナ)でエディ・アルバレスと対戦する青木真也が公開練習を行った。
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青木真也が1・4全日本キックボクシング連盟後楽園ホール大会に出場する石川直生とともに合同練習を敢行! 全日本スーパー・フェザー級王者の石川を相手に2分2Rのスパーリングを公開した。石川がパンチやローなどテンポの速い攻撃を繰り出せば、青木もリーチを活かした前蹴りやタイで特訓を積んだ首相撲で応戦。報道陣も見入るほどの充実したスパーが展開された。
「インタビューなどを読んで、青木君とは格闘技に対する考えが似ている」(石川)、「立場も似ている。今年、ボクはDREAMという団体を引っ張ってなんとか安定したものにしていこうとしてきたけど、石川選手も全日本キックという老舗団体の中心にいる選手」(青木)と、互いの考え、立場が似ていると認め合う両者は、専門誌の対談をキッカケに親交がスタート。練習をともにするのも今回が3回目で、「今、格闘技界というか社会全体が下向きですけど、自分の団体だけじゃなく他の団体も一緒に上がるように」(青木)との思いで、この日の合同公開練習と相成った。
青木の打撃について石川は、「サウスポー、そしてリーチが長いというのをうまく活かしていると思います。首相撲も組む瞬間や投げるタイミングがバッチリです」と評価。さらに石川は「今回はその首相撲で一回投げられてしまって、ホント悔しいです(笑)。あれはボクにとってはダウン。でも、後半盛り返したので、今日はドローかなと思っています(笑)」と笑顔を見せると、青木は「単純にやっぱり嬉しいっす。ホントのキックボクサーと手合わせしてもらえるということは、ホントに嬉しいことです」と恐縮した表情を見せていた。
アルバレス戦まで一週間を切ったが、青木は「相手がどうこうとかじゃくて、試合っていうのは毎回特別なことなので、それに対してボクはいつもどおり普通な気持ちでやりたいと思います」と平常心で臨むことを強調。記者からアルバレスを相手にして一番気を付けなければいけないところについて問われると、「相手は結婚しているので“責任感”ですね。独り者と妻子持ちの差がどれだけあるのか?(笑)。その責任感が怖い! 新婚らしいので今回は稼ぎに来ると思うので、負けてらんねえです!」と語り報道陣の笑いを誘っていた。また、『FieLDS Dynamite!! 〜勇気のチカラ 2008〜』における今回の試合の意味について、「数少ない、格闘技における現実のカードだと思うので、すごく重要な意味を持つと思います。大晦日ということでどうしてもテレビ放送が大事になってくるとは思うんですけど、ボクの中ではやっぱり『じゃあ、テレビだけを意識する』という考えはまったくなくて、会場に来てくれるファンを満足させられなければ日本中を満足させることなんてできないと思うので、とにかく会場のファンに『青木ってすごい!』『格闘技って面白い!』というのを分かってもらって、そこから発信していきたいなと思います。今回20試合近くある中で、すべてがメインカード。その中で最高の試合になる自信があるし、その日、世界で最高の試合になる自信があります!」と自信満々の表情。また、青木は先日発表されたボブ・サップvsキン肉万太郎についても言及。「ボクの試合とは方向性の違う試合になると思うけど、それはそれで観たいお客さんはいると思うので、ボクはいいんじゃないかなと思います」と語っていた。
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