- 2009年2月5日
DREAM公式モバイルサイトで連載コラムがスタート!
中村大介インタビュー- 2008年は7戦全勝。DREAMでも2勝をあげ、今年更なる飛躍が期待される中村大介に直撃インタビュー! 2009年の抱負について語ってもらった。また、中村は本日5日よりDREAM公式モバイルサイトにて連載コラム『中村大介のUU白書』を開始。いい感じに力の抜けた中村節をチェックせよ!!
■「自分たちのスタイル、目指す方向に間違いはないと思うんです」
──2008年は7戦全勝。昨年はどんな一年でしたか?
中村 いい一年でした。結果として全勝というのもすごくよかったんですけど、それ以上に試合がいっぱいできたのがよかったです。毎月試合したいくらいなので、はい。
──U-STYLEの試合を入れたら10戦行ったことになりますけど、試合数に関してはそのくらいがちょうどいいと?
中村 そうですね。“総合格闘家”というより“プロレスラー”としてやっていきたいので。昔、UWFの選手は毎月試合をしていたじゃないですか? できれば自分もそれくらいやりたいです。だから、コンディション作りから何から、プロレスラーは本当に凄いなって思いますね。
──今年もそのくらいやりたい?
中村 できればやりたいですね。
──昨年大晦日『FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ 2008~』の所英男戦は見事な勝利でした。試合も地上波のゴールデンタイムで放送されて、反響も大きかったんじゃないかと思うのですが?
中村 う~ん……。
──例えば、街で声を掛けられたりとか。
中村 あ、ありましたねぇ。試合終わったときとテレビの放送が終わったときにメールがいっぱい来ていて、あとで携帯を見てビックリしました。あと、自転車に乗っているときに車から声を掛けられました(笑)。
──ほう!(笑)。
中村 最初、車で幅寄せされているのかなと思ったんですよ(笑)。夜だったんですけど、知り合いかなと思ってずっと見てたんですけど、誰だか分からないので「あのぉ……お会いしたことありますかね?」って聞いたら、「テレビで観ました! 頑張ってください!」って言われて、「あぁ、そうでしたか~」みたいな感じで(笑)。ビックリしましたけど、やっぱりファンの方から声を掛けてもらえるのは嬉しいですね。自分は何も変わったところはないんですけど、やっぱり大晦日というのは大きな大会だったんだなぁと思いました。
──中村vs所戦は凄い盛り上がりでした。歓声が上がっていましたけど聞こえましたか?
中村 それは途中で聞こえました。もっと長くやりたかったですけど、お客さんが盛り上がってくれたのは嬉しかったですね。
──あの試合は関係者の評価も高いですよ。
中村 それも凄い嬉しいですね。この前、ZSTの会場でレフェリーの和田良覚さんに「あれはプロの試合だったよ!」って言ってもらって、Uインターのレフェリーもされて、いろんな試合を捌いてこられてきた和田さんにそう言っていただけたのは本当に嬉しかったですね。
──大会前、「試合内容で他の全試合に勝ちたいと思います」とおっしゃっていましたが、いかがでしたか?
中村 う~ん、いやぁ……(苦笑)。面白い試合だらけでしたからね(笑)。自分の試合が終わって、自分が試合したのも忘れちゃうくらい、普通に見入っちゃいましたから(笑)。気を引き締め直して、もっともっと頑張ります。
──実際に闘ってみた所選手の印象はどうでしたか?
中村 やっぱり動きまくって、ホント、(自分と)同じスタイルだなと思いました。動いて動いて、その中で極めるスタイルなので。自分も一本を狙いましたけど、所さんもガッツリ狙ってきていて、やっぱりすげえなと思いました。でも、ああいう試合はホント楽しいです。極め合いというか。ああいう試合で会場が盛り上がるってことは、自分たちのスタイル、目指す方向に間違いはないと思うんですよ。
──ファンも求めていたってことですからね。
中村 自分も所さんもそのスタイルで頑張って、それぞれの階級で上の選手たちを倒していければなと思います。そしてまたいつかやりたいです。何度でもやりたいですね。
──試合後、リング上で何かお話されていましたが?
中村 そうですね。「頑張りましょう」的な。昔からずっと一緒です。5年くらい前に飲み会で所さんと隣同士だったんですけど、2人とも酔っぱらって、2人で「“最強”より“最高”を目指そう!」と熱く語り合ってそのまま寝ちゃうという、そんな最悪のこともありました(笑)。
──ハッハハハハ! ちなみに、田村選手からはどのようなことを言われましたか?
中村 「気を引き締め直していこう」と。ホント、まだまだですからね。引き締め直していこうと思います、はい。
■「読んでる人も一緒にポジティブになってくるようなコラムにしたいです」
──今年はDREAMライト級のトップ戦線での活躍が期待されます。
中村 自分はまだライト級のトップの選手とはやってないので、現時点での評価というのは、本当の評価ではないと思うんです。ですから、ここからが勝負です。先程の田村さんの言葉じゃないですけど、気を引き締め直して、どんどん勝って、本当の評価を得たいですね。
──闘ってみたい選手は?
中村 去年のグランプリに出ていた選手なら、誰とでもやってみたいです。
──あと、ブログでは06年12月のCage Rageで闘ったビトー“シャオリン”ヒベイロ選手と闘ってみたいと。
中村 そうですね。あの時点で全然まったく歯が立たなかったので、いつかまたやってみたいという気持ちは強いです。あの頃とは自分も全然違うと思いますし、やってみたいです。
──あの試合では、バックを取られた態勢からアームロックを狙いましたよね。
中村 あれはすごく自信あったんです。でも、それが全然通用しなかったと(苦笑)。世界ってのを教えてくれましたね。今度やるときは「参った」させたいです。自分は(腕を)折られたんですけど、「参った」はしてないですからね(笑)。
──現在の目標というのは、DREAMライト級のベルトですか?
中村 そうですね。そこまでコツコツとやっていきたいです。ベルトは巻きたいですね。一回は巻きたいです。
──そしてなんと、本日5日よりDREAM公式モバイルサイトのほうで連載コラムがスタートしました。どんなコーナーにしていきたいですか?
中村 自分の人生のモットーが「楽しく生きる」なので、楽しいものにしていきたいです。マイナスなことは一切書かずに、はい。自分、根はネガティブなんですけど、そういうことを言ったり書いたりするとドツボにハマっちゃいますからね。だから去年、「一生愚痴らない宣言」をしたんですけど、そうすると楽しくなるんですよ。周りの人に与える影響も明るいものになってきますし。
──とても素晴らしい姿勢だと思います。
中村 読んでる人も一緒にポジティブになってくるような感じにしたいと思います。
──期待しています! それでは最後にファンへメッセージをお願いします。
中村 DREAMの中心に入っていけるようにコツコツとやっていきたいと思います。応援よろしくお願いします。
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