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2009年2月10日

壮絶な殴り合いの末、昇侍を撃破！
Dj taikiがDREAMフェザー級グランプリ出場権を獲得!!

2月10日（火）、都内・後楽園ホールにて、『新春！DEEP＆CMAファン感謝祭』（後楽園ホール）が開催。同大会では、3・8『HEIWA DREAM.7 フェザー級グランプリ2009開幕戦』（さいたまスーパーアリーナ）より開幕するフェザー級グランプリ2009への出場権を懸け、昇侍とDj taikiが激突した。

1R序盤、DJはジャブ、昇侍は右ローを中心に組み立て、緊張感溢れるスタンドの展開に。勢いよく放たれる昇侍のローに体が流れるが、Djはジャブから右ストレート、左フック。ならばと昇侍はタックルに行くも、Djは昇侍の頭を上から抑えテイクダウンを許さない。1R終了15秒前、Djの右アッパーがクリーンヒット！　崩れる昇侍に対しDjは左フックで追い打ちを掛けると、嵐のようなパウンド連打！　バックを取られた状態の昇侍は、体を回転させDjの脚を掴まえようとするが掴まえきれず。万事休すかと思われたが、ここで1R終了のゴングが鳴る。2R、1Rの勢いそのままにDjはジャブで昇侍をグラつかせ、追い打ちを掛けるようにヒザ蹴り。昇侍も負けじとパンチで反撃するが、Dj優位は変わらない。3R、昇侍の右ローがコツコツとヒット。しかし、Djのカウンターの右ストレートがモロにヒットし、再度グラつく昇侍に鉄槌！　昇侍はDjの足を掴んでテイクダウンを狙うが、Djはそれを許さない。Djは鼻から、昇侍は口から出血。試合終了1分前になると、互いに死力を尽くしての壮絶な殴り合い。昇侍はもちろんのこと、このまま行けば判定勝ちは間違いないであろうDjも最後までKOを狙いパンチを繰り出していった。判定の結果は、3-0でDjの勝利。Djが3・8『DREAM.7』より開幕する同GP出場権を獲得した。

試合後、Djは「5回くらい倒せたと思った場面があったんですけど、さすがに彼もKO負けしたことないだけあって、すごい打たれ強かったです。DREAMフェザー級GP出場が決定したんで、ぜひ応援してください。ビビアーノ（・フェルナンデス）選手とか寝技の選手と闘っても面白くないと思うので、ストライカー、特に高谷（裕之）選手とかと（試合を）組んでくれたら凄く嬉しいです」とマイクアピール。それをコーナーで聞いていた昇侍もマイクを持ち、「1年前にパンクラス王者になってDREAMにも出て、なかなか結果を残せなかったんですけど、今日は死んでもいいという気持ちで闘いました。DJの応援を心からしたいと思うので、皆さんもDjのことを応援してください」と、涙を流しながら元・同門であるDjの勝利を祝福。これを受けDjは「昇侍選手のぶんまで頑張ります！」と返し、健闘を称え合った。

12人目のDREAMフェザー級GP出場者はDj taikiに決定！ “最強の最軽量”を決めるトーナメントに、日本フェザー級屈指のストライカーが挑む!!