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2009年4月6日

「チャンピオンになって、本物のDREAMの大黒柱になりたい」
マッハがウェルター級GP制覇に意欲!! 『DREAM.8』一夜明け会見

『OLYMPIA DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009開幕戦』から一夜明けた4月6日(月)、愛知・公武堂にて一夜明け記者会見が行なわれた。
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この日の会見に出席したのは、昨日見事DREAMウェルター級GP1回戦を突破した桜井“マッハ”速人、アンドレ・ガウヴァオン、ジェイソン・ハイ、マリウス・ザロムスキー、DREAMフェザー級GP2回戦に進出したDJ taiki、ワンマッチに勝利した柴田勝頼、福田力の7選手。激闘から一夜明けた心境を語るとともに、今後の抱負を語った。

まずは、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが大会を総括。「初めての名古屋大会で不安もあったのですが、思った以上に爆発してくれたのでホッとしています」と安堵の表情を見せると、「次回、5・26『DREAM.9』横浜アリーナ大会でフェザー級GP2回戦、ウェルター級GP2回戦は7・20『DREAM.10』で行われ、両GPとも佳境に入っていきます。これからDREAMはもっと“熱”を帯びてくると思います」と展望を語った。

ウェルター級GPのファイナリストたちは一様に、勝利の喜びをコメントするとともに決勝ラウンドでの奮闘を誓った。ベスト4ファイター唯一の日本人選手であるマッハは、「青木選手は、皆さんご存知のとおり、本当にいい選手でした。ラッキーであのような締めくくりができて、本当に良かったです」と青木戦の感想を語ると、「チャンピオンになって、本物のDREAMの大黒柱になりたいです」と宣言。「やっぱりベルトを持っている持っていないで、言っている意味合いも全然違うと思う。ボクがそれを証明します」と意欲を見せていた。このマッハの“大黒柱”宣言を受け、笹原EPも「マッハ選手がそのように言ってくれるのは、本当に頼もしい。ライト級もミドル級も外国人選手がチャンピオンですからね。掛かるプレッシャーは大きいと思いますけど、ぜひとも優勝してほしいです」と期待を寄せていた。

また、所英男に勝利しフェザー級GP2回戦進出を決めたDJ taikiは、「5月に試合があると思われるんですけど、最大の敵は昨日怪我したところなので、ちょっと今は次の試合のことは考えられない状況です」と今の心境を告白。怪我した部分は2月の昇侍戦で負傷した眼であり、「狙われましたね。所さんも結構、えげつないです」と苦笑い。DJはこの後、精密検査を受けるとのことだが、2回戦まで2ヵ月弱ということもあり、笹原EPによると、怪我の状況によっては「他の選手を立てる可能性もあります」とのことだ。

そして、第一試合でミノワマンと対戦し、2年ぶりの勝利を挙げた柴田は、「2年掛けて勝利することができました。数時間前まで某先輩の部屋でお酒を呑んでいて、ちょっと酔っぱらってます(笑)」と、この会見の直前まで勝利の美酒に酔っていたことを告白。そして、「プロレスラーとして、他の格闘家にできない試合を表現して闘っていきたいと思います」と目を輝かせていた。また、急なオファーにも関わらずムリーロ・ニンジャを破った福田は、「昨日は自分にとっても大きな賭けで、今はチャレンジして良かったなと思っています」とホッとした様子。この福田について、笹原EPは「ミドル級の日本人選手の中では高いポテンシャルを持っている選手」と高く評価していた。

【記者会見出席選手のコメント】

■桜井“マッハ”速人
「青木選手は、皆さんご存知のとおり、本当にいい選手でした。ラッキーであのような締めくくりができて、本当に良かったです。チャンピオンになって、本物のDREAMの大黒柱になりたいです。それを認めてもらえるように努力します。皆さん、応援よろしくお願いします。(昨夜はどのように過ごしましたか?)いつも試合の後は寝られないんですけど、昨日は本当にいい試合だったので、多分、今夜も寝られないと思います。(2回戦で闘ってみたい選手は?)対戦相手ということに関して、正直、興味がないんです。本当に誰でもいいという感じなので、神様が決めてくれた、プロモーターが決めてくれた対戦相手を倒すために精進するだけです。(『大黒柱』という発言がありましたが?)そうならないといけない。日本人はボク一人しかいないので、そういう意味でも。やっぱりベルトを持っている持っていないで、発言の意味合いも全然違うと思うし、ボクがそれを証明します」

■アンドレ・ガウヴァオン
「勝てて良かったです。嬉しいです。相手は非常に経験のあるファイターで、私はまだMMAを始めたばかりなんですけど、こういった結果を残せて嬉しいです。これは常日頃、準備してきた成果だと思います。この勢いでベルトを狙っていきたいと思います。(昨夜はどのように過ごしましたか?)おかげさまでよく眠れました。寝る前に自分たちのファイトについて語りながら、非常に静かな夜を過ごしました。(2回戦で闘ってみたい選手は?)特に誰とというのはないです。皆さん、凄くタフなファイター。リスペクトしています。とにかく、最高の準備をして、誰と闘っても最高の試合をしたいです」

■ジェイソン・ハイ
「また7月に戻ってきて試合をするのをとても楽しみにしています。(他のウェルター級GP2回戦進出選手は)みんな、強い選手ですので、誰と闘ってもいい試合をするように頑張ります。7月はまた爆発して、花火を上げるようにします。(昨夜はどのように過ごしましたか?)ビールを2杯くらい飲んで、あとはぐっすり眠りました。(2回戦で闘ってみたい選手は?)難しい質問です。誰と闘っても素晴らしい試合になると思いますからね。誰と闘ってもいい試合を見せられると思います」

■マリウス・ザロムスキー
「昨夜は嬉しくてほとんど眠れませんでした。次のラウンドに進めて嬉しいですし、試合をするのを楽しみにしています。(2回戦で闘ってみたい選手は?)また日本に戻ってきて、決められた相手とただ試合をするだけです」

■DJ taiki
「フェザー級GP1回戦を勝ち上がったということで、5月に試合があると思われるんですけど、最大の敵は昨日怪我したところなので、ちょっと今は次の試合のことは考えられない状況です。(昨夜はどのように過ごしましたか?)ダメージが痛くて眠れなかったです。(怪我というのは2月の昇侍戦で負ったところですか?)そうです。狙われましたね。所さんも結構、えげつないですね(苦笑)」

■柴田勝頼
「2年掛けて勝利することができました。判定でドロドロの試合でどうしようもなかったんですけど、なんとか勝つことができました。自分はプロレスラーとして、他の格闘家にできない試合を表現して闘っていきたいと思います。(昨夜はどのように過ごしましたか?)数時間前まで某先輩の部屋でお酒を呑んでました。ちょっと酔っぱらってます(笑)」

■福田力
「昨日は自分にとっても大きな賭けで、今はチャレンジして良かったなと思っています。準備期間が短かったのでスタミナ切れしてしまったんですけど、事前に言っていただければもっといいパフォーマンスができると思います。応援よろしくお願いいたします。(昨夜はどのように過ごしましたか?)昨日に限らず、試合の日は寝られないです」