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2009年4月30日

5・26『DREAM.9』全対戦カード決定！
“超人”たちによる無差別級トーナメント、スーパーハルクトーナメント開催!!

4月30日（木）、都内・八芳園にて記者会見が行なわれ、5・26『OLYMPIA DREAM.9 フェザー級グランプリ2009 2nd ROUND』（横浜アリーナ）にて「スーパーハルクトーナメント～世界超人選手権～」を行うことを発表。会見には、笹原圭一DREAMイベント・プロデューサー、そして同トーナメントへの出場が決定したミノワマンが出席した。
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『DREAM.9』で世界各国から集った“超人”たちによる驚愕のトーナメント「スーパーハルクトーナメント～世界超人選手権～」が開催!!　階級、ルールの壁を越え、これまで数々のミラクルを起こしてきた“超人”8名が、無差別級トーナメントに挑むこととなった。

この日の会見では、同トーナメント1回戦4試合が発表。『DREAM.9』では1回戦が行われ、準決勝、決勝はそれぞれ別大会で行われることも併せて発表された。

それでは1回戦4試合を見ていこう。まずは、ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤvsソクジュ。ノルキヤは、211センチ・149.5キロを誇る元祖・K-1の大巨人。「2階からノルキヤ」と呼ばれる振り下ろすパンチで一回戦突破を狙う。一方のソクジュは、07年にPRIDEに参戦すると、総合デビューからわずか3戦目でアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラをKO、続くヒカルド・アローナもKOで下す快挙を成し遂げた男。アフリカの大地が育んだ“リアルジャングル大帝”が大巨人狩りに挑むこととなった。この一戦について、笹原EPは「“キリンvsライオン”のような闘いになると思います」と期待。予測不能なド派手な試合となることは間違いない！

また、DREAMミドル級GP覇者のゲガール・ムサシが、階級を上げ同トーナメントに参戦！　対するは、01年のK-1 WGP王者、マーク・ハントだ！　ムサシは昨年、DREAMミドル級GPを制した上に、大晦日にはK-1ルールで武蔵を破るなど、ルールを問わず強さを証明してきたストライカー。対するハントも、K-1、PRIDE、DREAMと、ジャンル関係なく活躍してきたストライカーだ。両者ともに実力、実績十分のストライカーなだけに、笹原EPも「激しい打ち合いになるでしょう」と予想。激しい打撃戦を制するのは、ムサシか？　ハントか？

そしてなんと、ベースボールの本場、アメリカから元・MLBのスーパースターの参戦も決定！　本塁打王2回、打点王1回、そして史上初の「40-40（40本塁打40盗塁）」を達成、80年代のMLBを振り返る上でその名は外せないホセ・カンセコがMMA初挑戦だ！　カンセコはMLB時代の20年前からトレーニングの一環としてムエタイを始め、昨年はボクシングの試合にも挑戦。MMAにも意欲的で、すでにトレーニングも開始。「MMA母国の日本でMMAデビューしたい」という意向が叶い、今回の参戦となった。カンセコは「猛練習をしているので、いいパフォーマンスを見せられるだろう。MLBの歴史にその名を残したように、MMAでも名を残すつもりだ。オレは甘く見るなよ」と息巻いているとのことだ。そのカンセコのMMAデビュー戦の相手は、“韓流大巨人”チェ・ホンマン。ホンマンは今月10日に行われたイベントでも「今年はDREAMにも積極的にチャレンジしていきたいと思います」と語っており、『DREAM.9』を機にDREAM本格参戦を始動させる形だ。スーパーハルクトーナメントというかっこうの大舞台で、狙うは優勝ただ一つだ。

そして、唯一の日本人選手として“リアルプロレスラー”ミノワマンが出陣！　“ザ・ビースト”ボブ・サップと激突することが決定した。笹原EPは、ミノワマンを「“超人”と言えば、この人しかいないでしょう」と紹介。「日本を背負って闘っていただければと思います」と期待を寄せていた。そのミノワマンは、「これまで“究極”“最高”“最強”“ヘブン”を求めてきて、どうしたいのかを考えた結果、極限の向こうを見たいと思いました。極限の向こうの“本物”が見たいです。今回のテーマは、『ミノワマン第13話“本物の巻”』です！」と、テーマを掲げつつ意気込みをコメント。そして、「6〜7年前からやりたいと思っていた選手です。それが叶い、夢が叶った思いですし、嬉しいです！」と念願であったサップ戦実現に喜びの表情を見せると、「サップ選手は“超人”の領域に来ている選手。闘って自分も“超人”の領域に入りたい」と抱負を語っていた。

また、ミノワマンは今回のスーパーハルクトーナメントについて「体格差、体重差は関係ない、こういうトーナメントがあったらいいなと思っていました」と語ると、興味のある選手については「全員、興味あります」と意欲十分。今回がMMAデビューとなるホセ・カンセコについては、「野球選手は総合的に体力があります。スタミナ、パワーは凄いです。野球選手は、どの分野の選手よりも、格闘技に向いていると思います」と評価していた。

今回のスーパーハルクトーナメント開催に際し、笹原EPは「フェザー級GP2回戦、川尻vsカルバン、ジャカレイvsメイヘムなどの勝負論のある試合がある一方で、今回のトーナメントのようなエンターテインメント性の強いカードもある。いろいろな格闘技の可能性を今回の大会で見せたいと思います！」と力説。「特盛りの内容で、さらにチケットは値下げ。数字（視聴率）を獲って、お客さんもいっぱいにします」と大会成功に意欲を見せていた。なお、今大会の模様は、大会当日に、『史上初！　二大格闘技祭』と銘打ち、内藤大助のプロボクシングWBC世界フライ級タイトルマッチと併せてゴールデンタイム放送される。豪華カード全10試合が揃った『DREAM.9』。会場でテレビで、至極のドリームマッチを見逃すな!!