- 2009年8月20日
「所君? 名前のある選手をぶっ飛ばすのは気持ちよさそう」
高谷裕之インタビュー- 10・6『HEIWA DREAM.11 フェザー級グランプリ2009決勝戦』(横浜アリーナ)で行われるDREAMフェザー級GP決勝ラウンドに臨む高谷裕之にインタビュー。決勝ラウンドに臨む意気込みを語ってもらった。【取材日:2009年7月30日】
■「ぼそぼそ話をしていて、何を言っているのかよく分からない」
──フェザー級GP決勝ラウンドの組み合わせが決まりました。
高谷 次は2試合なんで、2試合分のスタミナ、パワーを付けて、思い切り闘えるように準備したいと思います。
──決勝ラウンドに向け、何か特別な練習は?
高谷 特に合宿とか特別なことは考えてなくて、通常トレーニングしているところで、2試合なんでいろいろ考えながら準備したいと思います。
──準決勝の相手が所英男選手になったことについてはどう思われていますか?
高谷 所君は名前のある選手なので、名前のある選手をぶっ飛ばすのは気持ちよさそうだなと(笑)。
──かつてHERO’Sのリングで所選手は知名度を上げました。当時、その活躍はどのように映っていましたか?
高谷 別に結果を出して名前が売れていたわけじゃいないから、そんなに気にしてはいなかったですね。
──今の所選手の印象についてはどうですか?
高谷 ぼそぼそ話をしていて、何を言っているのかよく分からないんですよね。でも、試合になると、開き直っていい試合をする。そんな印象です。でも、昔のほうが相手としておいしかったですよね。今は勝って当たり前という存在ですから。ただ、一発の寝技があるので、ポカしないように警戒して、集中して試合したいです。あと、最近の試合を見ていると打撃もちょいちょいできるようになっている感じはします。それに彼って、あまりKO負けはないですよね? だから、キッチリ仕留めたいと思います。
■「普通に考えれば、ビビアーノが決勝に来るんじゃないかなと」
──2回戦に続き、日本人対決となったことについてはどうですか?
高谷 燃えられるからいいかなと。前までは外国人を相手にしたほうがいいかなと思っていたんだけど、今は日本人相手のほうが「負けらんねえ!」と思って燃えられるんでいいかなと思ってます。
──記者会見では「まず日本人のトップを決めて、世界のトップと闘って、ベルトを獲ります」ということをおっしゃっていました。
高谷 そのほうが分かりやすいし、自分的にも望ましい形になったという感じですね。
──もう一つの準決勝は、ビビアーノ・フェルナンデスvsジョー・ウォーレンです。
高谷 ウォーレンが上を取って固めるというのも考えられるけど……普通に考えれば、ビビアーノが来るんじゃないかなと。
──ビビアーノ選手が決勝戦に上がってくる可能性のほうが高いんじゃないかと感じられていると?
高谷 じゃないかなと思います。ウォーレンのほうがガンガンぶつかってくるタイプなので、タイプ的に面白い試合ができるんじゃないかなと思うんですけどね。ビビアーノはうまくやってくるタイプですから。まあでも、両方とも組んでくるタイプだし、準決勝もそうだから、グラップリングやレスリングに重点をおいて練習しようと思います。
──優勝すれば、DREAMフェザー級のベルトが高谷選手の腰に巻かれます。
高谷 もちろんベルトは獲るつもりだけど、まだベルトが見える位置にいないですからね。まず所戦に勝って、その次に誰かに勝って、ということしか考えられないです。
──改めて最後にフェザー級GP決勝ラウンドに臨む意気込みを聞かせてください。
高谷 盛り上げますんで、期待してください。
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