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2009年9月29日

心身ともにグッドコンディション!
「過去一番」の所英男がDREAMフェザー級の頂点を目指す!!

9月29日(火)、都内・リバーサル格闘技ジム ACADEMIA reversalにて、10・6『HEIWA DREAM.11 フェザー級グランプリ2009決勝戦』(横浜アリーナ)で行われるDREAMフェザー級GP決勝ラウンドに臨む所英男が公開練習を行った。
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所はこの日、ミット打ち、グラウンドスパーリングをそれぞれ3分間ずつ公開。ミット打ちではキレのある左右のミドルキックを叩き込み、スパーリングではV1アームロック、三角絞め、アキレス腱固めを次々と極め、所本人も「過去一番と言っていいくらいの状態だと思います」と語っているとおり、コンディションの良さを存分にアピールした。5月の『DREAM.9』で行われたフェザー級GP2回戦から4ヵ月間、入念にトレーニングを行い、特に8月は2度合宿に参加し「ほとんど家にいない状況」だったとのこと。「大きな目標に向かって充実した毎日を過ごせました」と語ったように、決勝ラウンドに向けて満足のいくトレーニングを行えたようだ。

特にプロボクシングWBC世界フライ級王者の内藤大助と行った北海道での合宿では大きな収穫があったようだ。走り込みを中心に行い、一日2試合となる決勝ラウンドを勝ち抜くためのスタミナを強化しただけでなく、「内藤さんは35歳なのにみんなを引っ張って練習していました。練習の合間も凄い元気で、よく喋っているので『スタミナが凄いな』と(笑)。『自分は若いんだからもっと頑張らないと』と思いましたね」と王者・内藤の姿勢に感化。ボクシングに関しても、「マススパーの中でいろいろとアドバイスをしてもらいました」と指導を仰いだようだ。

準決勝の相手、高谷裕之対策も万全だ。これまでは「観ると寝られなくなる(苦笑)」との理由であまり相手の試合映像を観ることもなかったようだが、今回は「今までよりも観ています」と研究を重ね、「高谷さんと打ち合っても相手に分がありますからね。そこからの展開を細かく練習できたんで自信になりました」と目を輝かせていた。

「過去最高」というコンディションは、精神面の部分でも同様。「DJ(.taiki)選手に負けて3連敗となってからいろんな人に気に掛けてもらって、凄くよくしてもらって、その人たちのためにも頑張らなきゃなと思って、ここまで頑張ってこれたと思います。3連敗したので、3連勝したいですね」とサポートしてくれた仲間のためにも、2回戦、準決勝、決勝と3連勝し、優勝をもって恩返しする所存だ。そして、所と同じZSTをホームリングとする金原正徳が、8月に戦極フェザー級チャンピオンとなったことも大きな刺激となった様子。「それまでチャンピオンというのは『なりたくてもなれないかな』と思っていたんですけど、身近な存在の金原さんがベルトを獲って、チャンピオンになるというのが現実的になりました。『オレもやってやる!』という気持ちがあります!」と闘志を漲らせていた。

「優勝するためのポイントですか? “気持ち”だと思います。それ一つじゃないですかね? 一回負けた身ですから、とにかく前に出て、気持ちの面で引かない。勝っても負けても胸を張って会場を後にしたいです」と意気込みを語った所。心身ともにグッドコンディション。高谷対策も万全。「過去一番」の逆境ファイターが、DREAMフェザー級の頂を目指す!!

【『DREAM.11』対戦カード】
■DREAMフェザー級GP準決勝戦
高谷裕之(日本/高谷軍団)vs所英男(日本/チームZST)
■DREAMフェザー級GP準決勝戦
ジョー・ウォーレン(アメリカ/チーム・クエスト)vsビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル/レボリューション・ファイトチーム)
■DREAMフェザー級GPリザーブファイト
DJ.taiki(日本vsフリー)vs宮田和幸(日本/Brave)
■DREAMフェザー級GP決勝戦
高谷裕之×所英男の勝者vsジョー・ウォーレン×ビビアーノ・フェルナンデスの勝者
■DREAMライト級タイトルマッチ
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー/王者)vs青木真也(日本/パラエストラ東京/挑戦者)
■スーパーハルクトーナメント準決勝
ミノワマン(日本/フリー)vsチェ・ホンマン(韓国/フリー)
■スーパーハルクトーナメント準決勝
ソクジュ(カメルーン/チーム・クエスト)vsボブ・サップ(アメリカ/チーム・ビースト)
■DREAMライト級ワンマッチ
川尻達也(日本/T-BLOOD)vsメルカ・バラクーダ(アメリカ/ Purebred Spike22)
■DREAMライト級ワンマッチ
中村大介(日本/U-FILE CAMP.com)vsX