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■マリウス・ザロムスキー「ハイキックは自然に出ていました」

──ハイキックは最初から狙っていたんですか？
ザロムスキー　そうですね。チャンスがあれば常に狙っていきたいと思っていました。
──それは試合開始直後からですか？
ザロムスキー　常にハイキックは使っていきたいと思っています。なぜなら、私が最も得意な技だからです。
──どういうところで打てるチャンスというのがわかるのでしょうか？
ザロムスキー　実際に試合を始める前はもう少しあとで使おうと思っていたんですけど、自然に出ていましたね。自然に出て、それがチャンスになったわけですね。
──DREAMウェルター級チャンピオンとして防衛戦は誰と闘いたいですか？
ザロムスキー　どなたでも。私と闘いたいという方がいれば、闘っていきたいと思っています。

■ペ・ミョンホ「これから成長する糧にしたいと思います」

──試合の感想は？
ペ　あっという間の出来事だったので、ケージを一周するヒマもなかったですね。でも、いい経験だったと思って、これから成長する糧にしたいと思います。
──相手が得意のハイキックを出してくることは予想できたと思うのですが、キックが見えなかったというのはありますか？
ペ　もちろん、相手選手の得意技がハイキックということも知っていましたし、それを逆に自分の攻撃に転ずるというトレーニングもやってきました。ただ、本番とトレーニングではだいぶ違います。今回の経験を活かして、もしまた彼と対戦することがあるならば、同じハイキックで彼をノックダウンしたいですね。

■エディ・アルバレス「足下がふらついて、頭に酸素が行っていない状態でした」

──試合の感想からお願いします。
アルバレス　やっぱり序盤は厳しくて、いままでにないオフガードの状態でチョークに入られたのでどうなるかと思ったんですが、取り直してからは自分のリズムに持っていけることができました。
──チョークはどうだったんですか？
アルバレス　最初はすぐにブレイクが入ると思っていたんで、リラックスしていたんですけど、絞め続けられたので、うまく動けないという感じでした。ただ、動けないだけで、気持ちは悪かったですけど、効いているとは思わなかったんです。それなのに、抜けた時に血流が止まっていたみたいで、足下がふらついて、頭に酸素が行っていない状態でした。仕切り直しをするのに時間がかかりましたね。
──菊野選手の三日月蹴りを何度か食らっていましたけど、ダメージはありましたか？
アルバレス　一回だけ、中央部分に入ったのはあったんですけど、その他は効果がありませんでした。自分としては菊野選手との距離を詰めて、コントロールさせないようにしていたつもりです。その部分ではうまく自分が対応できたと思います。

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