- 2009年12月6日
アリスター、準決勝敗退も大健闘!!
『FieLDS K-1 WORLD GP 2009 FINAL』試合結果- 12月5日(金)、神奈川・横浜アリーナにて『FieLDS K-1 WORLD GP 2009 FINAL』が開催。KO続出のK-1 WGP決勝トーナメントで、アリスター・オーフレイムが大健闘した。
前日記者会見でK-1ファイター・関係者から大ブーイングを浴びたアリスター・オーフレイムが、2009年のK-1 WGP王者を決める8人トーナメントに出場。初陣となったトーナメント準々決勝では、07年の極真世界大会で外国人選手としては2人目となる世界王者となったエヴェルトン・テイシェイラと激突した。1R、ローキックで攻めるテイシェイラに対し、アリスターは左ヒザ蹴りをテイシェイラのレバーにぶち込むと、間髪入れず左ヒザを顔面へ。これがテイシェイラのアゴに直撃すると、テイシェイラは失神! 見事、初戦をKO勝利で突破した。続く準決勝では、昨日の会見で舌戦を展開した現K-1ヘビー級チャンピオン、バダ・ハリと一騎打ち。パンチで突進するハリに対し、フィジカルの強さでハリを吹っ飛ばしたアリスターだったが、ハリのカウンターの右ストレートがヒットするとたまらずダウン。会場がハリコールで埋め尽くされる中、立ち上がったアリスターだったが、ハリの左ハイを喰らうとスタンディングダウンを取られ、この試合2度目のダウンでTKO負けを喫してしまった。惜しくも準決勝で敗れたものの、“史上最強の外敵”として今年のK-1 WGPを大いに盛り上げたアリスターは試合後、「テイシェイラ戦はエクセレントだった。しかし、ハリ・ハリ戦は、小さなミスが試合を左右する、立ち技最高峰を決める世界だと感じたよ。ただ、ハリ戦の2度目のダウンはフェアじゃない。レフェリーが試合を終了させてしまったからね。それは残念だ。バダとの試合で勝負のポイントとなったのは、“実力”ではなく“運”。去年の大晦日はオレの日だったし、今日はバダの日だった。それだけだ」と感想。気になる12・31『FieLDS Dynamite!! ~勇気のチカラ2009~』(さいたまスーパーアリーナ)出場に関しては、「これといった怪我もないので、チャンスがあれば検討したい」と前向きな姿勢を見せていた。以下、『FieLDS K-1 WORLD GP 2009 FINAL』の試合結果。
【『FieLDS K-1 WORLD GP 2009 FINAL』試合結果】
■オープニングファイト①/60キロ契約(3分3R)
○梶原龍児(日本/チームドラゴン)[3R判定、3-0] 寒川慶一(日本/S.F.K)×
■オープニングファイト②(3分3R)
○シング“心”ジャディブ(インド/パワーオブドリーム)[2R1分36秒、KO]上原誠(日本/士魂村上塾)×
■オープニングファイト③(3分3R)
○ヤン・ソウクップ(日本/極真会館)[3R判定、3-0]高萩ツトム(日本/チームドラゴン)×
■第1試合/リザーブファイト①(3分3R延長1R)
○ピーター・アーツ(オランダ/チーム アーツ)[3R判定、3-0]グーカン・サキ(トルコ/チーム レベル)×
■第2試合/トーナメント準々決勝戦第1試合(3分3R延長1R)
○バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)[1R0分38秒、KO]ルスラン・カラエフ(ロシア/フリー)×
■第3試合/トーナメント準々決勝戦第2試合(3分3R延長1R)
○アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)[1R1分06秒、KO]エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館)×
■第4試合/トーナメント準々決勝戦第3試合(3分3R延長1R)
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)[1R1分27秒、KO]ジェロム・レ・バンナ(フランス/Le Banner X tream Team)×
■第5試合/トーナメント準々決勝戦第4試合(3分3R延長1R)
○レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)[3R判定、3-0]エロール・ジマーマン(キュラソー島/ゴールデングローリージム)×
■第6試合/リザーブファイト②(3分3R延長1R)
○ダニエル・ギタ(ルーマニア/Kamakura Gym)[3R0分36秒、KO]セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ゴールデングローリージム)×
■第7試合/トーナメント準決勝戦第1試合(3分3R延長1R)
○バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)[1R2分14秒、KO] アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデン・グローリー)×
■第8試合/トーナメント準決勝戦第2試合(3分3R延長1R)
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)[1R2分38秒、KO] レミー・ボンヤスキー(オランダ/チーム・ボンヤスキー)×
■第9試合/スーパーファイト(3分3R延長1R)
○タイロン・スポーン(スリナム/ブラックレーベルファイトクラブF.F.C.)[3R判定、3-0]京太郎(日本/チームドラゴン)×
■第10試合/トーナメント決勝戦(3分3R延長2R)
○セーム・シュルト(オランダ/正道会館)[1R1分48秒、KO] バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)×
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