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桜庭はこの日、同所にて、好評発売中の自著『独創力。人間「桜庭和志」から何を学ぶのか』（創英社刊）の刊行記念サイン会を開催。そのサイン会前に、マスコミによる囲み取材に応じた。先月25日に行われた12・31『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2009〜』（さいたまスーパーアリーナ）の記者会見に出席した桜庭だが、あらためて会見を振り返り、自身が被っていた『エヴァンゲリオン』初号機仕様のマスクの出来栄えに「あの作りはいいですよね！」とご満悦。そして、気になる『Dynamite!!』参戦に関しては、「（大晦日は）寒いんで、ケガしやすいんですよね」とこぼしながらも、前向きに検討している様子だ。

また、11日に行われたSRCコミッション会議において、無期限出場停止処分の解除が発表され、『Dynamite!!』参戦が可能となった三崎和雄との対戦の可能性についてマスコミから質問が飛ぶと、桜庭は「まあ、どっちでもいいと思います」とコメント。その一方で、桜庭は「ちょっと体重を増やして、藤田（和之）とやりたい」と、先日の会見で山本“KID”徳郁との対戦を熱望したのに続いて、ヘビー級ファイターの藤田和之とのプロレスラー対決をアピールした。その藤田について、「練習で感じたことはあるんですけど、試合であのパワーを感じてみたいな」と語った桜庭は、「まあ、試合中に（藤田が）殴ってきたら、『なんで？　オレ、一個上だぞ！　ちょっと、勘弁してくれよ』みたいな感じで」とニヤリ。相変わらずの桜庭節に報道陣からも笑みがもれた。

『Dynamie!!』まであと19日、「対戦相手はどれくらいで決めてほしいか？」という質問に、「別にギリギリでも全然大丈夫です」と答えた桜庭。しかし、10月の2連戦における精神的疲労から燃え尽き症候群気味になっていたようで、「年末は休みたいですけどね……」とポロリ。一方、戦極との対抗戦に関しては、「ボクの頭の中では、“対抗戦”と言うよりは“交流戦”みたいな感じですね」と独自の見解を示した。そんな中、「対抗戦ということで先鋒、次鋒とあるならば、桜庭選手が大将？」という質問に、桜庭は「ボクがですか!?　なんでこの年寄りを（笑）」と答えて報道陣の笑いを誘うと、「ボクはどっちかって言うと、監督とかコーチのほうがいいと思います。ネクタイ締めて、スーツを着て、『外から攻めよう！』とか（笑）。そういう感じのほうがいいです」とDREAM軍の監督就任をアピール！　果たして、“IQレスラー”の異名を持つ知将・桜庭監督の手腕が大晦日で発揮されるのか??

また、自著『独創力。人間「桜庭和志」から何を学ぶのか』の内容については、「基本に倣って、あとは自分で考えるって感じですね。人のせいにするなと。全部自分のせいにすれば、自分が変わってくるじゃないですか。内容はぁ……多分、そんな感じです（笑）。自分で書いたブログなんかも、『何書いたっけ？』って忘れるくらいなんで、すぐ忘れちゃうんですよねぇ（笑）」とニッコリ。「不景気なんで、サラリーマンに読んでもらいたいです。嫌がらないでなんかやれば、どうにか身につくんじゃないっていう。年末の試合は嫌ですけど（笑）」と不景気にあえぐサラリーマンたちに読んでほしいとアピールしていた。

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