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2010年4月23日

『DREAM.14』でフェザー級サバイバルマッチ3試合が実現!!
笹原EP、同大会に向け“仕掛け”を準備していることを示唆

4月23日(金)、DEEPオフィシャルジムIMPACTにて記者会見が行われ、5・29『DREAM.14』(さいたまスーパーアリーナ)の追加対戦カード3試合が発表された。
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この日、追加発表された3試合はいずれもフェザー級ワンマッチ。会見の冒頭で笹原EPが「どれもチャンピオンのビビアーノ(・フェルナンデス)選手に向けたサバイバルマッチになります。フェザー級は日本人選手の層が厚いので、ライト級同様、この階級もDREAMの黄金階級にすべく磨き上げていきたいと思います」と語ったように、いずれもフェザー級の頂点を目指す上での生き残りを懸けた勝負論のあるマッチメイクだ。

まずは、昨年行われたDREAMフェザー級GPファイナリストの高谷裕之と、今年から階級をフェザー級に改めた前DREAMライト級チャンピオンのヨアキム・ハンセンが一騎打ち。「フェザー級のトップコンテンダー、チャンピオンに次ぐ1、2番を争う闘い。ある意味、次期挑戦者決定戦」(笹原EP)である今回のハンセン戦に際し、高谷は「(ハンセンは)階級を落としてきたときから興味のある選手でした。キッチリ勝ってタイトルマッチに繋げたいと思います」と意欲を見せた。ハンセンは前回『DREAM.13』で王者ビビアーノとタイトルマッチを行い惜しくも1-2の判定負けを喫しているが、笹原EPが「前回、ハンセン選手にとってはフェザー級に階級を落として初めての試合で、本来のポテンシャルを発揮できなかったと思います」と評したのと同様、高谷も「あれは本調子じゃなかったと思います」と分析。「今回はキッチリ仕上げてくると思うので、こっちもしっかり準備します」と目をギラつかせていた。


また、昨年のDREAMフェザー級GPベスト4、同年大晦日の『Dynamite!!』ではキム・ジョンマンに完勝した所英男は、『DREAM.7』以来、約1年2ヵ月ぶりのDREAM参戦となる西浦“ウィッキー”聡生と激突。ウィッキーとの日本人対決に臨む所は、「面白い闘いをする選手だと思います。運動神経がいいイメージがあります」とウィッキーを評すと、「今年初めての試合なので、勝って次に繋げたいと思います」と意気込みを語った。一方のウィッキーも所の印象について「よく動いて、極めにも来て、面白い試合をする選手」とコメント。昨年10月よりDREAMのバックアップを受け、DREAMのジャッジを務めるマット・ヒューム氏指導のもとハードトレーニングを続けてきたウィッキーは、「今まではあまりフィジカルの練習はやってこなかったんですけど、アメリカでフィジカルをやって、怪我することもなくなって、今までより速い動きもできるようになりました。結構キツイ練習してきたので、アメリカでの成果を見せたいと思います」とパワーアップした姿を見せることを宣言した。

そして、昨年のフェザー級転向後、DEEPでソ・ジェヒョン、山崎剛、DREAMでDJ.taikiを破り3連勝中の宮田和幸は、昨年8月の『DEEP43』で三島☆ド根性ノ助に完勝しDEEPフェザー級チャンピオンとなった大塚隆史と対戦だ。「昨日、電話で話をいただいて、相手の名前が聞き取れなかったんですけど、(OKの)返事しました(笑)」と大塚戦を受けた経緯を笑顔で説明した宮田は、「試合から遠ざかっていて、久しぶりの試合なんで楽しみです」と意気込み。一方の大塚は、「去年、ビビアーノに(フェザー級GP)一回戦で負けて、そこからDREAM(出場)は止まってしまった。早くまた上がりたいと思っていたので、ワクワクドキドキしています。相手は誰でもよくて、決まってテンション上がっています。(宮田と)フィジカル勝負したいです。楽しみです」と約1年2ヵ月ぶりのDREAM参戦が決定した心境を語った。

『DREAM.14』で好カード3試合が実現するDREAMフェザー級の今後について、「年内にもう一回、タイトルマッチを組みたい」と笹原EP。「今後、サバイバルマッチを何試合か組んで、今年の終わりくらいにタイトルマッチを組むような流れを作っていきたいと思います」と展望を語っていた。

また、笹原EPは、先日のストライクフォースナッシュビル大会、青木真也vsギルバート・メレンデスを振り返り、「DREAMとしても今後どうしていくかを問われる大きな一戦でした。DREAMとして今後どういう世界を目指していくのか、もう一回、打ち出さないといけないと思っています。“打倒アメリカ”というのも目標の一つですが、それだけじゃなくて、DREAMが世界に向いているというところを見せていきたいです。日本のMMAは“ガラパゴスMMA”という見方をされますが、自分はそうは思いません。リングで進化したMMAが、もっとも進化したMMAだと思います。そこをしっかり見せていきたいです」とコメント。それを踏まえ、「世界に向いていることを、次の『DREAM.14』から打ち出していきます。ゴールデンウィーク前にはその“仕掛け”を発表できると思います」と、『DREAM.14』に向け新たな“仕掛け”を準備していることを明かしていた。

なお、青木の『DREAM.14』出場の可能性について質問を受けた笹原EPは、「本人はすぐにでもやりたいという選手。試合したいという気持ちは分かりますが、ダメージもあるでしょうし、そこは冷静に判断したいと思います。可能性はゼロではないと思います」と返答。また、桜庭和志参戦の可能性については、「やはりゼロではないと思います。5月、もしくはその次になると思います」と語っていた。


【『DREAM.14』決定対戦カード】
■DREAMフェザー級ワンマッチ
高谷裕之(日本/高谷軍団)vsヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントライン・アカデミー)
■DREAMフェザー級ワンマッチ
宮田和幸(日本/Brave)vs大塚隆史(日本/AACC)
■DREAMフェザー級ワンマッチ
所英男(日本/チームZST)vs西浦“ウィッキー”聡生(日本/STGY)

【『DREAM.14』既報対戦カード】
■DREAMウェルター級ワンマッチ
桜井“マッハ”速人(日本/マッハ道場)vsニック・ディアス(アメリカ/シーザー・グレイシー柔術)

【『DREAM.14』大会概要】
■日時/2010年5月29日(土)開場15:00 開始16:00(予定)
■会場/さいたまスーパーアリーナ
■チケット料金/全席指定・消費税込
・VIP(ビップ)……100,000円 【特典:専用入場ゲート・グッズ付】
・RRS(ロイヤルリングサイド)……22,000円
・スタンドS……10,000円
・スタンドA……5,000円
※1歳より入場券が必要です。
■券売スケジュール/
・特別先行予約……4月11日(日)10:00〜
・一斉発売……4月25日(日)10:00〜
■チケット発売所/
DREAMwebサイト(http://www.dreamofficial.com/)
DREAM携帯サイト(iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb)
TBSオンラインチケット(http://www.tbs.co.jp/k-1/)
イープラス(http://eplus.jp/battle/ ※パソコン&携帯)
チケットぴあ(☎0570-02-9999<Pコード=594-790>)
ローソンチケット(☎0570-084-003<Lコード=>)
CNプレイガイド(☎0570-08-9999)
レッスル池袋店(☎03-3989-0056)
書泉ブックマート(☎03-3294-0011)
フィットネスショップ格闘技(☎03-3265-4646)
チケット&トラベルT-1(☎03-5275-2778)
後楽園ホール(☎03-5800-9999)
さいたまスーパーアリーナ(☎048-600-3037)
公武堂(☎052-241-2511)
バトルロイヤル(☎03-3556-3223)
新日本プロモーション(http://www.shinnichi-pro.co.jp/)
ときめきドットコム(http://ringside.jp/)