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古木は1998年に横浜ベイスターズからドラフト1位指名されプロ野球選手として活躍し、昨年12月に総合格闘家転向を表明。その後、DREAMでジャッジを務める小路晃指導の元、トレーニングを積み、この日のエキシビションマッチに臨んだ。その相手を務めたのが、DREAMでも活躍するTeam M.A.Dの長南。「他のアマチュアの選手が一生懸命試合している中でショーとして見せるのも失礼だし、かといってガチでもやれないですから、（古木が）日頃練習しているのをどれだけ引き出せるか」注意しながら3分2Rのエキシビションを行った長南は、実際に古木と肌を合わせ感想について「体格もあるし、同じ（格闘技経験）ゼロの人と比べたら飛び抜けてリードしている部分があると思います」とコメント。「しかし、それに驕らず、ゼロ発進の人と同じように一生懸命やるのが（プロデビューへの）最短だと思います。頑張ってほしいです」と古木にエールを送っていた。その古木は「長南さんに相手を務めてもらって嬉しかったです。自分の動きとしては、思った以上に動けましたけどまだまだです」とエキシビションの感想を述べると、長南からの上記エールを受け「長南さんを目標に一生懸命頑張ります」と気を引き締め直していた。

古木について佐伯繁DEEP代表は、「一度、ウチで試合をさせたいと思います。いきなりDREAM、Dynamite!!へ飛び級というよりは、その前にちゃんと試合をさせて、本気で取り組んでいるところを見てもらいたい。そこでDREAMというのも考えられるようであれば、そこから考えればいいのではないでしょうか。プロ野球のドラフトで1位指名された選手ですから、身体能力は半端ないですからね。実際、DREAMも興味はあると思いますよ」と、時期は未定としながらもプロデビュー戦をDEEPで行うことを明言。また、来場していた笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーも古木について言及し、「プロ野球で活躍してきた選手ですから、成長するスピードは速いでしょうね。ただ、いきなりDREAMとかDynamite!!とかの大舞台でというよりは、まずはどこまでできるのか見てからだと思います」と語っていた。

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