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この日の会見はファン公開で行われ、多数のファンが集結した。まずは笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーが昨夜の『DREAM.16』を振り返り、「1年半ぶりの名古屋で格闘技の面白さ、熱を伝えられたと思いますが、DREAMの熱はまだまだこんなものではありません。次、名古屋で開催するときは今回以上の熱をお見せしたいと思います」と名古屋のファンに約束。そして、「次は多分、大晦日になると思います」と、次大会は大晦日『Dynamite!!』となる可能性が高いことを明かしていた。

昨日5試合行われたフェザー級ワンマッチで強烈なインパクトを残したのは高谷裕之と小見川道大。小見川は「もう一度、言います。俺が世界のフェザー級の中心です。一人で十分です」と改めて宣言すると、それを苦笑いを浮かべつつ聞いていた高谷は「急に対戦相手が変わったりして、また変なことしちゃうかなって不安だったんですけど、無事にKOで勝ててよかったです。次のタイトルマッチに向けてまた練習します」と語っていた。

当初、予定されていたビビアーノ・フェルナンデスvs高谷のDREAMフェザー級王座戦の可能性について笹原EPは、「ビビアーノ選手は家庭の事情で今回、試合を組めなかったので、それが大晦日になるのか年が明けてからかは分かりませんが、今のところ保留です」とコメント。また、大晦日での高谷vs小見川の再戦の可能性については、「アイデアの一つとしてはありますが、それぞれ主張があって、ビビアーノ選手の意向もありますから、そこらへんを聞きながら決めていきたいと思います」と語るにとどまった。

また、桜庭和志に一本勝ちを収めたジェイソン“メイヘム”ミラーは「非常に素晴らしいイベントになってとても満足しています。また名古屋に戻ってきたいです。次の試合を楽しみにしていてください」と上機嫌。空位となっているDREAMミドル級王座について質問が飛ぶと、「一つ一つの試合を大事にしていきたいと思います。もちろんチャンピオンになりたいですが、頑張って練習して努力して、ファンの皆さんに喜んでもらえるような試合をしたいです」と語っていた。

そして、昨日DREAMライトヘビー級王者となったゲガール・ムサシは「応援ありがとうございます。これからもDREAMを支えてください」とファンにアピール。「アメリカでも自分の力を証明したいと思いますので、まずストライクフォースでベルトを獲ることが次のゴールになります。そして、このDREAMのベルトは長い間キープしていきたいと思います。アメリカと日本でチャンピオンになって、そしていずれはヘビー級のタイトルも獲りたいです」と今後のビジョンを明かしていた。

会見終了後、囲み取材を行った笹原EPは今後の石井慧について触れ、「おそらく次の大会は大晦日になると思いますので、当然DREAMとは仕切りが違うのですが、出てほしい選手であることは間違いありません。大晦日に向けてもう一回、話をしたいと思います」との意向。そのときの対戦相手については、「今、ファンが石井選手のどんな試合を見たいかと言ったら、シビアな相手との対戦だと思うんですね。それだけのポテンシャルがありますし、そういう声を実現することが大事だと思います。いきなりは無理だと思いますが、いずれはムサシ選手のような選手との対戦が見たいですよね」との見解を示していた。

また、この日も「次の試合が決まっていますので、早く帰って練習したいです」と語るなど青木真也が10・24『DEEP50』（JCBホール）参戦を表明していることについては、「今回、怪我もなかったようですし、可能性はあると思います」とその可能性は十分にあることを明言。同大会にはDREAMも協力していくようで、現在、長南亮や菊野克紀などDREAMでも活躍する選手の出場が決定しているが、さらなるDREAMファイターの出場もあることを明かしていた。

以下、一夜明け会見に登壇した選手のコメント。

■川口雄介
「初めてこのDREAMという大きな舞台に出させてもらって、勝ちは勝ちだったんですけど、今後やらなければいけない課題が見つかりました。これから（東京に）戻ってからまたこの舞台に戻ってこられるように、一生懸命練習していきたいと思います」

■石田光洋
「反省するところは反省して、前を見て頑張っていきたいと思います」

■ジェイソン“メイヘム”ミラー
「非常に素晴らしいイベントになってとても満足しています。また名古屋に戻ってきたいです。次の試合を楽しみにしていてください。（ストライクフォースミドル級王者のホナウド・ジャカレイについては？）スキジャナイ。（空位となっているDREAMミドル級のベルトについては？）一つ一つの試合を大事にしていきたいと思います。もちろんチャンピオンになりたいですが、頑張って練習して努力して、ファンの皆さんに喜んでもらえるような試合をしたいです」

■宮田和幸
「あまりいい試合ができなかったんですけど、次はいい試合ができるように頑張ります。（DREAMフェザー級のトップ戦線にくい込んでいくためにどうアピールしようと考えていますか？）勝っているんですけどあまり内容が良くないから、まだ発言権はないと思います。これからも負けないようにしていきたいと思います」

■ヨアキム・ハンセン
「勝ててとても嬉しいです。そして、名古屋の皆さんの前で試合ができたことを嬉しく思っています。また名古屋で試合できることを楽しみにしています」

■小見川道大
「もう一度、言います。世界のフェザー級の中心は俺です。一人で十分です」

■ゲガール・ムサシ
「応援ありがとうございます。これからもDREAMを支えてください。（次のビジョンは？）アメリカでも自分の力を証明したいと思いますので、まずストライクフォースでベルトを獲ることが次のゴールになります。そして、このDREAMのベルトは長い間キープしていきたいと思います。アメリカと日本でチャンピオンになって、そしていずれはヘビー級のタイトルも獲りたいです」

■青木真也
「次の試合が決まっていますので、早く帰って練習したいです」

■高谷裕之
「急に対戦相手が変わったりして、また変なことしちゃうかなって不安だったんですけど、無事にKOで勝ててよかったです。次のタイトルマッチに向けてまた練習しますので、応援よろしくお願いします」

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