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2010年11月23日

石田惜敗…。DJはSB日本王者にKO勝ち!!
『S-cup2010』SB vs DREAM対抗戦試合結果

11月23日（火・祝）、都内・JCBホールにて、『Que Sera Japon/Methuselah Presents　SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT「S-cup2010」』が開催。同大会では「SB vs DREAM対抗戦」が行われ、DREAM代表として石田光洋、DJ.taikiが出場した。

「SB vs DREAM対抗戦」はSBエキスパートクラス特別ルール（3分3ラウンド/無制限延長ラウンド）で行われ、石田は65.0キロ契約でSB日本スーパーフェザー級1位の鈴木博昭と対戦した。石田にとっては今回が初のシュートボクシングルールだったが、組んだ際は投げを試みるも、1Rから小気味よくワンツーロー、2Rにはラッシュも見せるなど打撃勝負。しかし、石田は2Rに鈴木の右ハイで最初のダウンを喫すると、続いて左ストレートでダウン。立ち上がるも、2R2分21秒、石田の状態を見たレフェリーが試合を止めた。

試合後、石田は試合の感想を求められ、「完璧にやられました。完敗です」とコメント。しかし、敗れはしたものの「せっかくシュートボクシングルールで闘えるチャンスをもらって、しかもランキング1位の鈴木選手が相手をしてもらえるということで、組んで投げを狙うのではなくて、打撃で勝負をしたかった。9:1の割合で打撃で勝負しようと決めてリングに上がって、そしてこの結果が出ました。打撃の攻防を試合で、しかも『S-cup』という大きな舞台でできたことはよかったです」と収穫があったことを明かすと、「この経験を必ず次に活かしたい」と誓っていた。

また、DJはSB日本スーパーフェザー級王者の及川知浩と61.5キロ契約で激突。前日の計量では自身最軽量となる減量に挑み脱水症状に見舞われたDJだったが、2Rにパンチで前に出ると、右フックが決まり最初のダウンを奪取。タイムキーパーのミスにより2Rが2分で終わってしまうアクシデントがあったが、再開されるとすぐに左右のフックを連打し、2R2分18秒、見事KO勝ちを収めた。

勝利したDJは試合後、KOシーンを振り返り「（1回目のダウンで）勝ったとは思わなかったですけど、その前にスタミナが切れていたので、玉砕覚悟でここで全部出そうと思って行きました」とコメント。今回の参戦について「連敗中の自分にチャンピオンと闘うチャンスをもらい感謝しています」と感謝の気持ちを示すと、「チャンピオンに勝ったので、シュートボクシングさん、次も使ってください。次はタイトルを懸けて」とSB継続参戦を希望するとともに王座獲りを宣言していた。