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2011年1月5日

「このまま勢いでメレンデスに行っちゃってもいいかな」
川尻達也がストライクフォース出撃について言及!!

1月4日(火)、都内・ネイキッドロフトにてトークイベント『格闘秘宝館 新春スペシャル2011!』が開催。昨年大晦日『FieLDS Dynamite!!〜勇気のチカラ2010〜』でジョシュ・トムソンに快勝した川尻達也がゲスト参加した。

前ストライクフォース世界ライト級王者、ストライクフォースライト級NO.2のファイターとして認知されるジョシュ・トムソンに完勝した川尻。満員となった会場からの大きな拍手で迎えられた川尻は、「このカードが噂として上がった日の夜に正式に話をもらったんですけど、やりたかった相手だし、一番意味のある相手だったので、願ったり叶ったりで嬉しかったですね」とまずはこの一戦が決定した当時を振り返ると、戦前に抱いていたトムソン戦のイメージについて「(トムソンvsJ.Z.)カルバン戦を見ていけるだろうというのはあったんです。テイクダウンを取れると思っていたし、テイクダウンできればマウント取れると思っていました」と興味深い発言。日本人ファイターがなかなかアメリカで結果を残せない中、プレッシャーはなかったのかという質問には、「いろいろ考えたら、先のことまで考えてしまいますからね。そんなこと考えながら勝てるほど甘い相手じゃないから、ただKOすることだけを考えていました」と明かしていた。

そして、実際に試合では1Rからテイクダウンを奪うとマウントを奪取。しかし、川尻本人は「ほんとは組まないでKOしようと思っていたんですよ。そこまでしないと(昨年7月の青木戦敗戦は)払拭できないと思っていたんです」と思っていたようで、「でも、組んだらテイクダウンできちゃって、マウントも取れちゃって(笑)」と苦笑い。試合で2度トライした肩固めについては「マウントを取ったら狙っていた」が、「あとで映像を観たら、一回目の肩固めは極まりそうだったんですよね。これは極まんないかなって外しちゃったんですけど、惜しかったというか、失敗しました(笑)」と裏話を明かしていた。

ともあれ、ストライクフォースライト級NO.2のファイターに完勝した川尻には、今年2011年はDREAMはもちろん、DREAMと協力関係にあるストライクフォースでの活躍にも期待が掛かる。それは川尻本人も自覚しており「トムソンに勝ったので、この流れはいいと思います。ストライクフォースのライト級といったら、(ギルバート・)メレンデスと、シャオリンに勝った(ライル・)ビアボーム、石田(光洋)君が勝った(ジャスティン・)ウィルコックスに、70キロまで落ちるんだったらKJ・ヌーン」と具体名を挙げると、「一回違う選手を挟んでもいいし、このまま勢いでメレンデスに行っちゃってもいいかな」とストライクフォース世界ライト級王座挑戦にも意欲。「去年は2試合しかしてないんですよ。07年以外は最低3試合はしていますからね。試合がないと張り合いがないです」と語ると、「3月くらいにDREAMもあると思うし、いつでも試合できるように作っておきます」と2011年の大躍進を誓っていた。