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2011年5月31日

バンタム級日本トーナメントに出場した大塚隆史が6・24『DEEP54』で中村“アイアン”浩士とタイトルマッチ!!

5月31日(火)、都内・DEEPオフィシャルジムIMPACTにて6・24 FIGHT FOR JAPAN『10th Anniversary DEEP54 IMPACT』(後楽園ホール)の記者会見が行われた。

FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント-』から2日。同大会で行われたバンタム級日本トーナメントに出場した大塚隆史の次戦が決定した。大塚は、7・16FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP FINAL -2011バンタム級日本トーナメント決勝戦-』(有明コロシアム)で行われるバンタム級日本トーナメント決勝戦に臨む今成正和が返上したDEEPバンタム級王座を懸け、中村“アイアン”浩士と対戦する。

同トーナメント優勝候補の呼び声高かった大塚は1回戦で大沢ケンジと対戦し、判定2-1で初戦敗退。同大会終了後すぐに佐伯繁DEEP代表から今回のオファーを受けたという大塚は、「(大沢戦は)負けてしまったんですけど、うまくポイントを取られて負けたというか、自分の全部を出し切れなかった部分があって、終わってどこも怪我もなくピンピンだったので『すぐに試合できないかな』と思っていたら、この話をいただいたので『ぜひ』という感じで」即答。対戦相手のアイアンの印象については「強い。(『DEEP52』で)今成さんにも完勝しているし、本当に強い。組みも強くて、フィジカルも強くて、ボクシングもうまくなっているし、全体的にレベルが高くて弱点がない」と評価すると、「アイアン選手となら自分の全部を出し切れると思う」と確信した様子だった。

大沢戦では「自分のすべてを出し切れなかった」と繰り返す大塚は、出し切れない要因を「試合していても全然怖くなかったし……余裕があったんだと思います」と自己分析。そして、同トーナメントで前田吉朗、山本篤を破って決勝進出を果たした所英男の試合に「所選手はリスクを冒してまでも一本を取りに行った。まだ試合時間があったのに仕掛けていって凄いなと思いました。その仕掛けがダメでもアクションに繋がるし、試合も面白くなる」と刺激を受けたようで、今度のタイトルマッチでは「負けを恐れずにドンドン仕掛けていきたい」という姿勢で臨む所存だ。

一方、今年2月の『DEEP52』で今成に勝利していることから同トーナメントへのオファーもあったというアイアンは、「『まずはDEEPのベルト』という思いがあったので」今回のタイトルマッチを優先。今回の一戦に際し「チャンスをいただきまして、しかも相手は前からやりたいと思っていた大塚選手ということで興奮しています。ここは絶対に負けられないので、しっかり準備をしたいと思います」と意気込みを語ると、大塚の印象については「テイクダウン能力が高い。(大塚の)持っているものは僕とあまり変わらないと思います」とコメント。そして、自分のほうが優っている点について「作戦力。しっかりプランを立ててそれを実行する能力は、僕のほうがあると思います」と語ると、「誰もが認めるような形でベルトを獲りたいです」と完全勝利でのベルト奪取を誓っていた。

FIGHT FOR JAPAN『10th Anniversary DEEP54 IMPACT』
◎日時:2011年6月24日(金) 17時30分開場 18時開始
◎会場:東京・後楽園ホール
◎チケット料金:VIP=15,000円、SRS=10,000円、指定A=8,000円、指定B=6,000円 ※当日券は500円UP
◎問い合わせ:DEEP事務局(TEL:052-339-0303)
【決定対戦カード】
■第2代DEEPバンタム級王者決定戦
大塚隆史(AACC)vs中村“アイアン”浩士(東京イエローマンズ)
■渡辺良知(AACC)vs豪(フリー)
【既報対戦カード】
■DEEPライトヘビー級タイトルマッチ
中西良行(Team M.A.D)vsベルナール・アッカ(フリー)
■横田一則(GRABAKA)vs昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)
■長南亮(Team M.A.D)vs岩瀬茂俊(T-BLOOD)
■ライブパワーpresents「ANNIHILATE !杯」決勝
誠悟(TEAM東京CLUTCH)vsどすこい羅頭魔勢(フリー)
■Barbaro44(クラブバーバリアン)vsチェ・ドゥホ(CMA KOREA/亀尾MMAジム)
■金原弘光(リングス金原道場)vs辰巳豪人(フリー)
■原田ヨシキ(マッハ道場)vs原井徹(毛利道場)
■LUIZ(禅道会)vs川崎泰裕(R-BLOOD)
■藤沼弘秀(日本警備サービス)vs大西健太郎(フリー)
■TAISHO(バルボーザジャパン)vsグァク・ミョンシク(CMAKOREA /一山TEAM MAXジム)