DREAM OFFICIAL WEBSITE

mixiチェック Tweet

■川尻達也「一人一人、首狩っていきますよ」

──試合を終えた感想をお願いします。
川尻　嬉しいですね。久々の一本勝ちでしたから。正直、パスできると思っていませんでしたし、スタンドの展開が多くなると思っていたので、危険かなと思ったんですけど、パスもできたし。ちょうど公開練習の日にNTTに行って、今成選手にスパーをやってもらって、その効果が出たんじゃないかと思いますね。肩固めをトライしていて、青木（真也）と戸井田（カツヤ）さんに教えてもらって、それがそのまま出ました。公開練習の15日とかにその2人に習った肩固めが出たんで、感謝したいですね。　
──右脇を差して抑え込み気味だったのは作戦ですか？
川尻　距離を開けると蹴り上げがくるんで、相当注意していましたね。ガードに入ったらスタンドに戻ると思っていました。パウンドを打とうとすると蹴り上げがくるんで、ガードに入ったらスタンドに戻して、ハーフになったら寝技で勝負するっていう作戦でした。
──肩固めはいつもやっている形ですか？
川尻　あれは教わった形です。戸井田さんに教わったんで、もし教えてほしかったらお金を払っていただければいくらでも教えますけど（笑）。
──閉会式でリオン選手とやり合っていましたけど。
川尻　相手は誰でもいいです。ファンとプロモーターが決めればいいです。フェザー級2戦目だから。誰とと言われれば、ジョゼ・アルドだけど、俺も体がフェザー級にジャストフィットしていないし、経験を積みたいんで、来る者拒まずで誰でもやります。ファンが見たいカード、プロモーターが組みたいカード、それに従いますね。全員ぶっ倒したら面白いんじゃないですか？　一人一人、首狩っていきますよ。

■ヨアキム・ハンセン「自分としてはできることはやった」

──試合を終えた心境からお願いします
ハンセン　自分としてはできることはやったという感じです。川尻選手は非常に強くて、特にグラップリングが強くて本当にきつく絞められました。川尻選手のスタイルの試合をしたんだと思います。
──川尻選手は寝技になってから抑え込むという印象が強かったんですけど、そのスタイルについては？
ハンセン　そうですね。おしゃる通りで、ガードからのパウンドが通常より少なかったと思います。グラップラーとしての技を使うことに終始していたように思います。

■青木真也「MMAでアジア人がナンバー1になる」

──試合の感想をお願いします。
青木　この2ヵ月間、溜めてきたものをやっと爆発させることができました。試合内容自体は特に言うことはないです。想定内だと思います。
──相手の印象は？
青木　強い選手だと思うんですけど、今日の現状はボクが勝ったことだと思います。
──セコンド陣が豪華だったと思いますけど、そういう陣営になった理由は？
青木　精神的には強かったです。ナムサックノーイがミット持ってくれているトレーナーで。ストライキングを強化して、ストライキングでもいきすぎないように会長がステップしてくれて、パーツパーツが強くなって、なおかつ長南さんや会長がコーディネートする陣営だと思います。
──前回、リッチ・クレメンティ選手にパウンドに威力ないと言われて、パウンドが強くなったように感じましたが？
青木　ポジションキープしてパウンドを打ったら強いパウンドは打ちづらい。今日の状態、中腰でなら打てる。前回と今日のパウンドは状況が違います。
──試合後にアジアをアピールしていたのは？
青木　今アジアは強くなってきているんですよ。DREAMだけじゃなくて、ONE FIGHTもあるし、そこに出たフィリピン人が強かったり。当然、日本人選手は多いし、優れているけど、日本はアジアを理解してないから、すぐに抜かれると思いますね。フィリピン人からシンガポール人たちに。アジア人として他の国に抜かれるという恐怖心と、シンガポールで練習していて、MMAでアジア人がナンバー1になるという気持ち。世界一になるのは韓国人でもフィリピン人でもシンガポール人でもいい。とにかくアジア人が強くなりたいということですね。
──どこの国の出身ということは大事なことですか？
青木　出身がどこかじゃなくて、アジア人が一番ということを目指している。とにかくアジアのチームが世界で一番になりたい。
──アジアのチームということは場所にこだわっている。そんなに大事ですか？
青木　大事だ。
──なぜですか？
青木　俺がアジア人だから。

関連リンク：

DREAMチケット情報はこちら