- 2011年9月25日
激闘を制した8選手がコメント!!
『DREAM.17』一夜明け会見- 9月25日(日)、都内・DEEP OFFICIAL GYM IMPACTにて、前日に開催されたFIGHT FOR JAPAN『DREAM.17』の一夜明け会見が行われた。会見には笹原圭一DREAMイベント・プロデューサーと、昨日勝利を収めた一部選手が登壇。一夜明けての感想と、次なる闘いに向けての抱負を語った。
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この日の会見にはアントニオ・バヌエロス、今成正和、ビビアーノ・フェルナンデス、ジェラルド・ハリス、北岡悟、リオン武、川尻達也、青木真也の8選手が出席。まずは笹原EPが隣に並ぶ昨夜の勝者たちに「おめでとうございます」と声をかけると、「久しぶりのナンバーシリーズの大会を行なって評価をいただいているのですが、もう次に向けて走り出したいと思っています。その次というのは大晦日なんですけど、12月31日にさいたまスーパーアリーナでの大会が決まっていますので、そこでどんな大会を行うのか早急に決めていきたいと思っています」と大晦日大会に向けて早速始動していきたい意向を示していた。
その大晦日大会でバンタム級世界トーナメント準決勝、決勝を行う3選手(※ホドルフォ・マルケス・ディニスはフライトの都合で欠席)は、一様に昨夜の勝利に酔いしれている様子はなく、大晦日決戦に向けての準備を進めると口を揃えていた。
また、昨夜のセミファイナルでフェザー級転向初戦を白星で飾った川尻は、「フェザー級第一戦を一本で勝てたので、気持よく一日を過ごせました」と笑顔を見せるが、「練習中はしっくりきていたんですけど、試合中は違和感があったというか、まだしっくりこないところが多々あった」と告白。「大晦日もそうだし、もう1、2戦でしっかり調整して、ベストコンディションで自分を出しきれるように、気を抜かずに今日からまたしっかりやっていきたいと思います」と気を引き締めていた。
そして、メインイベントで見事な一本勝ちを果たし大会を締めた青木は、「もちろん勝って嬉しい」としつつも、「久しぶりのナンバーシリーズだったんですけど、大会自体は厳しい大会だったんじゃないかなと思います。ソールドアウトの大会でもなかったですし、完全なイベントではなかったと思っています」と警鐘。「僕にはDEEPだったり修斗だったりという帰るリングがないので、DREAMしかないので、一生懸命、団体も自分自身も盛り上げていきたいなと思います」と、ファイターとしての自身の向上とともにDREAMの盛り上げにも尽力していく姿勢を見せていた。
以下、一夜明け会見に登壇した選手のコメント。
■アントニオ・バヌエロス
「スタッフの皆さん、DREAMに呼んでくれてありがとうございます。そしてファンの皆さん、昨日は会場に来ていただきありがとうございます。本当にお礼しか言う言葉がありません。また12月に戻ってくることを楽しみにしています。(他の3試合で印象に残っている試合があれば教えてください。そして準決勝で闘いたい選手がいたら教えてください)ウォームアップをしたりしていたので他の試合は見ることができませんでした。ただ、ハイライトは見ました。素晴らしい試合ばかりだったんだなと思いました。次の対戦相手ですけど、誰でもいいです。誰が相手でも厳しい2試合が待っていると思いますので、それに向けて全力で頑張ります」
■今成正和
「また12月に向けて頑張ります。(他の3試合で印象に残っている試合があれば教えてください。そして準決勝で闘いたい選手がいたら教えてください)昨日見た試合では、ビビアーノがすごい強いなって思いました。でもまあ、次の相手は誰でもいいです」
■ビビアーノ・フェルナンデス
「12月に向けて一生懸命練習して、また日本に戻ってこられることを楽しみにしています。(他の3試合で印象に残っている試合があれば教えてください。そして準決勝で闘いたい選手がいたら教えてください)他の試合を見るゆとりはありませんでした。次の対戦相手ですけど、自分からは誰と闘いたいと選ぶことはしません。DREAMがこの相手と試合をしろと言う相手と試合をします」
■ジェラルド・ハリス
「日本のファンの皆さんの反応は、私が初めて感じたもので、とてもビックリしています。本当にリスペクトしてくれる。日本に来て試合をすることを名誉に感じました。もちろん今までも自分のことを気に入ってくれるファンはいましたが、日本のファンはまた全然違う。尊敬の念を感じました。昨日は第1試合から第11試合まで素晴らしい試合でした。私も大晦日に日本に帰ってきたいと思います。(次は大晦日に大会が開催されますが、ご自身では次の試合はいつ頃にしたいと考えていますか?)試合をさせてくれるなら明日にでもします。12月31日の大会には出場したいです。でも、それだけでなく、これから開催されるすべての大会に出場したいくらいです。これから帰って飛行機から降りた瞬間から練習をするつもりでいます。昨日の試合でいろいろと改善点が見つかりました。そこを改善して、ぜひ大晦日に日本に戻ってきたいと思います」
■北岡悟
「一晩経って、自分は踏ん張れたんだなと思って、さらにスッキリしています。勝ったからこそ次というのを考えて、これからも格闘技を頑張っていこうと思います。(次は大晦日に大会が開催されますが、ご自身では次の試合はいつ頃にしたいと考えていますか?)自分で放った攻撃でちょっと怪我した部位があるので、そこを明日病院に行って検査するので、その検査次第だと思いますが、できるだけ早くは試合したいと思っています」
■リオン武
「昨日は戦略通りに闘えて、いい勝ち方が出来ました。DREAMのチャンピオンになれるようにまた頑張ります。(次は大晦日に大会が開催されますが、ご自身では次の試合はいつ頃にしたいと考えていますか?)怪我もまったくないので、いつでもできます。まあ、大晦日に向けて調整したいと思います」
■川尻達也
「フェザー級第一戦を一本で勝てたので、気持よく一日を過ごせました。だけど、初めてフェザー級でやってみて、練習中はしっくりきていたんですけど、試合中は違和感があったというか、まだしっくりこないところが多々あって、完全にフェザー級にジャストフィットしたかっていうとまだまだなので、大晦日もそうだし、もう1、2戦でしっかり調整して、ベストコンディションで自分を出しきれるように、気を抜かずに今日からまたしっかりやっていきたいと思います。(しっくりこない部分というのは?)いつもと違うというか、フワフワしたところもちょっとあったと思うし、自分でも口でどう表現していいか分からないんですけど、いつもとは違う違和感を感じたのは確かなので、そのへんは調整する余地があるなと感じました。(次は大晦日に大会が開催されますが、ご自身では次の試合はいつ頃にしたいと考えていますか?)オファーもらえて、ギャラもしっかりもらえれば、リングだろうが金網だろうが何だろうが上がります。もちろん大晦日は絶対に出るつもりです。DREAMのメインもやってみたいし、野望はたくさんあるので、いつでも闘えるように準備します」
■青木真也
「久しぶりのナンバーシリーズだったんですけど、大会自体は厳しい大会だったんじゃないかなと思います。僕にはDEEPだったり修斗だったりという帰るリングがないので、DREAMしかないので、一生懸命、団体も自分自身も盛り上げていきたいなと思います。また頑張ります。(『大会自体は厳しい大会だった』とおっしゃっていましたが、どういったところにそれを感じましたか?)最初の入りもよくなかったですし、全体的にソールドアウトの大会でもなかったですし、そういう意味で人を惹きつける力のない、完全なイベントではなかったと思っているので、僕自身はそこに対して怖い気持ちがあります。僕は別に勝った負けたで、もちろん勝って嬉しいですけど、あまり浮かれている感情はないです。(次は大晦日に大会が開催されますが、ご自身では次の試合はいつ頃にしたいと考えていますか?)みんな『いつでも』って言うんですけど、多分僕が一番いつでも大丈夫だと思うので(笑)、いつでもお願いします」
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