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■菊野克紀「自分のスタイルがK-1選手に通用した」

──試合を振り返っていかがでしたか？
菊野　最高の舞台で、最高の相手とやれて、KO勝ちでしっかりと締めることができてよかったです。
──K-1ファイターから立ち技ルールで最初にダウンを奪いましたが、それに関しては？
菊野　自信になりました。空手を活かして闘う自分のスタイルがK-1選手に通用したのが励みになりまたし、さらに高めていこうと思います。
──どんな勝ち方をイメージしていましたか？
菊野　いつも言うのですが、イメージとしてはファーストコンタクトで相手が倒れているというのが理想です。まだまだ理想には程遠いんですけど、一歩前進したかなと感じています。
──1ラウンドにダウンを奪われましたが、ダメージはありましたか？
菊野　やばいというほどではなかったです。フラッシュダウンのような形でしたので。
──2ラウンドの時点で影響はなかった？
菊野　それはなかったです。呼吸も整っていましたし、集中力も切れていませんでした。今までどおり、いつもどおり、組んだら倒して殴ってというふうに考えていました。
──左手のケガは？
菊野　10月のDEEPの試合で痛めました。
──今後、立ち技格闘技で闘う考えはありますか？
菊野　それはないです。自分はMMAファイターですし、MMAのチャンピオンになりたいので。今回は大晦日という特別な舞台でやったものだと自分は思っています。
──自演乙選手の印象は？
菊野　すごい手が長いと思いました。倒されたんですけど、見えないところから届いてきて、当て感がすごいなと思いました。

■長島☆自演乙☆雄一郎「今年はMMAに挑戦したいです」

──試合を振り返っていかがでしたか？
自演乙　すごいど突き合いをしてもらって、菊野選手に感謝です。2ラウンドは僕のレベルがまだまだ低いということです。わかっていたことですが、再確認しました。
──1ラウンドに立ち技ルールでダウンをとられてしまいましたが、それについては？
自演乙　自分が持っている時間は3分しかないと思っていたのでガンガン行く必要がありましたし、攻撃を受けないようにじっくり攻めることはできなかったのでガンガン行きました。カウンターをもらうのはわかっていましたが、ああしないと勝機はなかったということです。
──ご自身としては動きは良かったと思いますか？
自演乙　もっとサイドに移動しつつ殴りたかったです。僕がダウンをとったのは練習していた左フックなので、それを当てたのはよかったです。特にダウンを取られてから、取り返したのはよかったです。
──その左フックの手応えはどうでしたか？
自演乙　手応えはあまりなくて、これから行こうというところでラウンドが終わってしまいました。
──右手をケガしてしまったようですが。
自演乙　中指骨が折れて、他にもう一本折れてしまいました。
──2ラウンドで敗れてしまったわけですが、MMAを経験して現在はどんな心境でいますか？
自演乙　このままじゃ終われないと思っています。
──今年はプロレスと格闘技を両立した年だったと思うのですが、それは来年も変わりませんか？
自演乙　プロレスをやめるというつもりはありませんが、ただ来年はMMAに挑戦したいです。今回のように急造でやるのではなく、一から練習して、基礎から学んで、自分のスタイルに合ったMMAの戦法を確立したいです。
──それは何キロくらいを想定していますか？
自演乙　今年はプロレスをやるために体重を増やしていたんですけれど、来年は70キロの試合を組んでいただけるのであれば増やすことはないです。70キロに落とせるウェイトをキープしたいです。
──もうMIXルールをやることはないですか？
自演乙　もうMIXルールはいいです。来年はしっかりとMMAファイターとして上がりたいです。
──MMAをやる舞台はDREAMになりますか？
自演乙　オファーがあって、DREAMに上がれるのであれば上がりたいです。
──DREAMの70キロだと青木選手や北岡選手と凌ぎを削ることになりますが。
自演乙　自分がその域にいるとは思っていません。MIXルールしかやっていませんし。ただ、そこを目指してがんばりたいです。もちろんすぐに勝てるとは思っていませんが、しっかり練習をして、そういう選手たちと肩を並べるファイターになりたいです。

■ビビアーノ・フェルナンデス「私は生まれた日から挑戦の連続でした」

──見事2階級制覇を成し遂げましたが、現在の心境は？
ビビアーノ　役割を果たせた。そういう気持ちです。
──今後ベルトを守っていく、チャンピオンシップを行なっていく意思はあるのでしょうか？
ビビアーノ　今回の試合で契約は終わりました。この先のことはあまり考えていません。DREAM側がどういった条件というか、試合を組んでくれるのか、それを待ちます。
──バンタム級に階級を落として優勝されましたが、あなたにとってベストとなる階級は？
ビビアーノ　私のベスト体重は65キロです。試合を終えた時点で65キロなので、上にも下にもいけます。今回も試合までに4キロ落としたのですが、両方問題ありません。
──これからは挑戦を受ける立場になりますが？
ビビアーノ　私は生まれた日から挑戦の連続でした。だから、いまさら新しい挑戦があると言っても驚きはありません。私の人生はこれからも続いていくということです。これまで得たすべてのものは、神、私の家族、友達、周りにいるすべての人たちのおかげですので感謝いたします。

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