- 2012年1月18日
DREAMとProEliteが提携関係に
選手の派遣、イベント共催の可能性も- DREAMを主催するリアルエンターテインメントは1月18日(水)、プレスリリースにて、DREAMとアメリカ・ロサンゼルスに本拠を置く世界的なMMA団体、ProEliteが提携関係を結んだことを発表した。
2006年に設立された世界的なMMA団体であるProEliteは、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスに本拠を置き、アメリカ国内だけでなく海外でもMMAの大会を展開。イギリスのMMAイベント、Cage Rageブランドを保有し、韓国のMMA団体、Spirit MCの大株主でもある。今回の提携関係により、両団体は、将来的なProEliteの日本大会、DREAMのアメリカ大会など、イベントの共催も視野に入れている模様。また、両団体に所属する選手はお互いの大会に出場することができるようになるとのことだ。この両団体間の選手派遣は、今月21日にハワイで行われるProEliteの大会からスタートし、ミノワマン(vsケンドール・グローヴ)、水野竜也(vsイリマ・マイアバ)が同大会に出場。選手の派遣だけなく、DREAMの選手コールでお馴染みのレニー・ハートさんも、同大会で選手コールを担当する。
今回の提携関係締結に際し、ProEliteのビリー・ケリーCOOは「日本最大のMMA組織と提携関係を結ぶことに非常に興奮しています。DREAMの厚い選手層そして経験豊かなスタッフと協力し、ウィンウィンの関係を築けることと思います。ProEliteのブランドを日本に広めることは私の夢でもあり、日本のMMAの復興に協力できることにとても興奮しています」とコメント。DREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは「ProElite との提携関係を結ぶことができたことを嬉しく思っています。日本の格闘技界の冬の時代が叫ばれて久しいですが、昨年末は「ヒョードルvs.石井」というビッグカードを実現させ、日本の格闘技の底力を示すことができたのではと思っています。今後は、こうした海外のプロモーションとの関係を密にし、日本はもちろん、アジア、環太平洋といった地域も含めたマーケットを創出していくことが急務だと考えています。選手の交流をきっかけに、互いのプロモーションにとって相乗効果のある取り組みをしていきたいと思っています」と語っている。
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