OLYMPIA DREAM.4 ミドル級グランプリ2008 2ndROUND
試合前
ライト級GP最後の一枠が、ついに決定! 一回戦で因縁の相手J.Z.カルバンを下した青木真也が、永田克彦と対決する。テイクダウンからのパウンドを持ち味とする永田に対し、青木が得意とするのは下からの極め。対照的なスタイルの両者だけに、ペースの奪い合いがカギとなりそうだ。
試合結果詳細
1R、まずは青木が前蹴りで牽制。そこから五輪メダリスト相手にタックルでテイクダウンに成功する。永田は立ち上がって差し合いに持ち込むが、青木はまたもテイクダウン。サイドポジションからマウントを奪う。体にしがみつく永田だが、青木はじっくりと体勢を作ってパンチ。脱出を試みる永田をしっかりと抑え込み、ダメージを与えていく。マウントのままフロントチョークを狙う場面も。青木はここから永田の首に足を絡め、上からのフットチョーク。これが完璧に決まって永田がタップアウト。青木らしい独創的なサブミッションで、ファイナル進出を決めた。
マイクを握った青木は会場で観戦する父親に感謝の言葉を述べると、「必ず優勝してDREAMの大黒柱になります!」と力強く宣言。