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第11試合/K-1 ミドル級70.0kg以下


FieLDS Dynamite!!

第11試合/K-1 ミドル級70.0kg以下

3分3R

VS1R 2:47
KO

試合前

まさかの顔合わせが実現した。久しぶりのK-1ルールでの試合となる“超合筋”こと武田幸三と闘うのは、DREAMのリングで活躍している総合格闘家の川尻達也。川尻は、K-1の試合はもちろんのこと、打撃限定のファイトをこれまでしたことがない。強さに定評のある武田のローキックをどこまで耐えられるのかがポイントになるが、川尻は「まさに勇気のチカラで闘います」と覚悟を決めている。男同士の闘いは、勝敗を越えた名勝負になりそうだ。

試合結果詳細

1R、川尻はインローを何度も蹴っていく。武田は微動だにしない。すると川尻は、左フックから右ストレートを放つ。「相手のペースに合わせるな」というセコンドの指示に反応するように、川尻はパンチを連打。武田はローキックを合わせるが、川尻の左、右フックでまさかのダウンだ。立ち上がった武田は、左フックを合わせようとするが、空振りに。川尻は、左右のフック、ヒザ蹴りで猛攻撃。武田は左フック、右ローキックを繰り出していく。しかし川尻は、右アッパー、右フック、右アッパーと立て続けに攻撃。そして、右飛びヒザ蹴りが武田の顔面に直撃し、武田は二度目のダウン。立ち上がった武田は右手を挙げて観客の声援に応えるが、最後は川尻の左フックを浴びてマットへ沈んだ。KOで武田を下した川尻は、喜びのあまり、コーナーポストからリング外へ転倒するというオマケもついたが、笑いながらリングへ戻る。マイクを握ると、「凄く怖かったです。でも思い切ってぶつかっていこうと思っていました。挑戦を受けてくれた武田選手は、男として尊敬しているし、受けてくれた時点で勝っていたと思います。2009年は、DREAMライト級のベルトをとって、来年は僕が盛り上げていきたい」と宣言した。

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