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第6試合 フェザー級グランプリ1回戦


OLYMPIA DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009 開幕戦

第6試合 フェザー級グランプリ1回戦

1R10分、2R5分

VS2R 5:00
判定3-0

試合前

一足遅くやってきたフェザー級GP1回戦。“打倒KID”を公言する所と、昇侍との壮絶な打撃対決を制し、同GP出場の切符を手にしたtaiki。見る者を常にハラハラドキドキさせる所のファイトスタイルと、taikiのあくまでスタンド勝負にこだわるその単純明快なスタイルの激突は、いやが応にも期待が高まる。所のセコンドには前田日明の姿も。

試合結果詳細

1R、センター中央のtaikiに対し、その周りを右回りに動く所。taikiは挑発的なポーズで所を揺さぶる。左ミドル、左ハイを繰り出すtaikiだがいずれもクリーンヒットならず。所も左インローで呼応する。引き込みからグラウンドへと持ち込んだ所だが、taikiは上から強烈なパウンドを放ちながら距離を取り、ここはブレイク。スタンドからの再開となり、taikiは左ミドルで所にプレッシャーを与えていく。ここまでスタンドはtaikiの間合い。taikiの左ハイは所がきっちりガード。所も右ストレート、飛びヒザ蹴りを繰り出し流れを変えにいく。ふたたびtaikiをグラウンドに引き込んだ所だが、ここでもtaikiはグラウンドには付き合わず距離をとる。レフェリーがブレイクさせ、スタンドでの再開。ここで所は一気に突っ込みけん制気味の右ストレートを放ちながら組みつきにいくが、これはコーナーで膠着し、ブレイク。ここからのスタンドでの攻防は、またしてもtaikiの間合い。所はtaikiの周りを動きながら片足タックルへ入るが、これはtaikiがテイクダウンを許さず。残り1分、taikiはスタンドでのパンチのラッシュで所をぐらつかせるが、ここで1R終了のゴング。

2R、スタンドでtaikiにバックの態勢を取らせながら腕を取りにいく所。そのままグラウンドへと移行し、taikiは上からパウンドを打ち落としていく。左右のパンチを当てつつ、グラウンドに付き合う気がないtaikiは立ち上がり、猪木-アリ状態に。ここはレフェリーはブレイクを命じる。スタンドでの再開で、さきほどのパウンド攻撃でtaikiにも疲れがみえるなか、所が打撃のラッシュをかけていく。これによりtaikiは右目下をカットし、ドクターチェックが入る。試合再開後、所は再度片足タックルからテイクダウンを試みるも、taikiは上の態勢からパウンドを当てていく。残り1分、所はまたしても引き込みに入るが、taikiが上からパンチを入れていきそのまま試合終了のゴング。判定は3-0で終始試合を優位に進めたtaikiの勝利。

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