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第1試合 ミドル級ワンマッチ/88キロ契約


OLYMPIA DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009 開幕戦

第1試合 ミドル級ワンマッチ/88キロ契約

VS2R 5:00
判定 3-0

試合前

究極のプロレスラー対決がミドル級ワンマッチで実現! どのような試合展開になるのか、誰にも予想できない。いきなりの第1試合登場で名古屋を大いに盛り上げてくれることだろう。先に入場は柴田。気合い十分の表情で、いつもの全力ダッシュで花道を駆け抜ける。対するミノワマンも、いつものようにトランスした表情をたたえながらの登場だ。

試合結果詳細

1R、両者スタンドで間合いを計る。ミノワマンの右フック炸裂を皮切りに、お互いの打撃が交錯。そのままミノワマンが柴田をテイクダウンに成功し、上からハーフガードからのアームロックを狙う。柴田は足を絡めてこれを防御。下から顔面にパンチをコツコツと入れていく柴田に、ミノワマンは予想に反して慎重にポジション取りを狙う。この攻防が続き、レフェリーがブレイクを命じ、ふたたびスタンドへ。ミノワマンの右ローが当たる。柴田の右ローをキャッチしたミノワマンはそのままアキレス腱固めに。柴田もミノワマンの足を取り、足首固めに入る。ミノワマンは雄叫びをあげアキレス腱を絞め上げる。続いて、柴田は態勢を整え、あらためて足首固めに。これをなんとか耐えたミノワマンは、ふたたび上からハーフガードの状態からパンチ、ヒザ蹴りを柴田の顔面に落としていく。ここで柴田が下からのヒザを有効的にミノワマンの顔面にヒットさせる。ここで1Rが終了。

2R、ミノワマンのタックルを切った柴田はパンチで呼応するが態勢を崩して、そのままグラウンドへ。上からミノワマンがまたも慎重にポジション取りをはかる。ここもレフェリーがブレイク。またタックルを試みるミノワマンに、柴田はテイクダウンを許さずスタンドで組み合った状態でヒザ蹴り、そして左右のパンチを炸裂させていく。完全に動きが止まったミノワマンに、柴田はバックからパンチ、そしてチョークスリーパー狙いへ。だが、ここをなんとか凌ぎきったミノワマン。残り30秒、スタンドでバックを取った柴田が突然のジャーマンスープレックスを炸裂! そして試合終了のゴング。判定は、3-0で柴田の勝利。勝った柴田はコーナーに上がり、「ウォー!」と咆哮を上げた。「ここまでくるのに2年かかりました。だけどしょっぱい試合をしてホントにすいませんでした。俺はプロレスラーとしてもっと強くなります! ありがとうございました!」とマイクでアピールした。

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