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第4試合/ミドル級ワンマッチ/89キロ契約


OLYMPIA DREAM.8 ウェルター級グランプリ2009 開幕戦

第4試合/ミドル級ワンマッチ/89キロ契約

VS2R 5:00
判定 3-0

試合前

ミドル級ワンマッチ。ユン・ドンシクの負傷欠場により、急きょ出場が決定した福田力が、かつてPRIDEのリングを大いに盛り上げたムリーロ・ニンジャと対戦する。久々の日本登場で健在ぶり、進化ぶりをアピールしたいニンジャ。一方、GRABAKA・福田はこの千載一遇のチャンスに、その実力ぶりをDREAMファンに披露したいところだ。福田は長州力の『パワーホール』をイントロでかき鳴らしながら入場。

試合結果詳細

1R、序盤よりスタンドの攻防が続き、サウスポーの福田の重い左ロー、左ミドル、左フックがニンジャに炸裂する。打撃を嫌がったニンジャは、組みつき、グラウンドへと引き込む。ここで上のポジションになった福田は、パウンドを落としていき、ここでも試合を優位に進めていく。スタンドに戻ってからも福田は左右のパンチを叩き込み、中盤までは完全に試合を支配。なんとかグラウンドに持ち込みたいニンジャは、下から三角締めやヒールホールドを試みつつ、こつこつとパンチを当てながら試合の流れを変えていく。ここで福田の右まぶたから出血があり、試合は一時ストップするも問題なく再開。息を吹き返したニンジャは、サイドポジションからヒザ蹴り、バックからパンチを入れていく。なんとか耐えきった福田はスタンドでのヒザ蹴りを入れていくが、ここでまたも福田の出血により、二度目のドクターチェック。まもなく試合再開。スタンドでパンチとヒザを交錯させる両者、福田がタックルを試みるがテイクダウンならず。福田はスタミナが切れたか、ガードが下がり、後半はニンジャの打撃が徐々に当たりはじめる。

2R、スタミナ切れがうかがえる福田に対し、ニンジャはアグレッシブに左ローを連打させていく。このローに合わせた福田の左ストレートが入り、ニンジャがぐらつく場面も。ニンジャの左ロー、福田の左パンチによる攻防の様相。組みにいったニンジャにパワー負けしていない福田はテイクダウンを許さず、スタンドの闘いが続けられる。残り1分、福田のパンチの連打でニンジャがバランスを崩す。左フックが有効的に当たり、ニンジャは明らかにダメージを受けているも、福田はKOまで追い込めず試合終了のゴング。判定は、3-0で福田。突然の参戦決定でニンジャを下すという大殊勲の勝利をあげた。

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