DREAM.13
試合前
2010年DREAMの幕を開けるのはこのファイターをおいて他になし! スーパーハルクトーナメントチャンピオンのミノワマンが、「この試合こそ真のスーパーハルクトーナメントの決勝戦」と鼻息荒いジミー・アンブリッツと激突だ。ベンチプレス340kg、スクワット450kgを軽々と持ち上げる怪力に、ミノワマンはどう立ち向かうのか!? 『ミノワマン第16話“新感覚の巻”』!!
試合結果詳細
1R、ファーストインパクトでいきなりミノワマンが片足タックルにトライするも、アンブリッツはこれを切り、そのまま上に乗りサイドポジションへ。上からパウンドを落とすアンブリッツはバックを取ると、スープレックスを狙うが、これは不発。だがなおもグラウンドで上のポジションをキープし、肩固めの体勢に入る。これはミノワマンがディフェンスし、極まらず。依然グラウンドでのポジションを支配するアンブリッツは、バックポジションからミノワマンの顔面、側頭部にパンチを入れていく。なんとか立ち上がりたいミノワマンだが、劣勢のまま3分が経過。ここでブレイクとなり、ミノワマンの消極的な姿勢に対しレフェリーからイエローカードが提示され、スタンドから試合再開。打撃戦にいきたいミノワマンは左フックをことごとくクリーンヒットさせ、試合の流れを変える。スタンドでのガードの弱いアンブリッツはやや後退気味に。残り時間1分、ミノワマンの右のインローが2発ヒットすると、アンブリッツは露骨にイヤな表情を浮かべる。
2R、スタンドで勝負したいミノワマンは、大振りの左右のフックを繰り出す。距離をつめるアンブリッツは左ヒザ蹴り、そして抱きつきタックルからのテイクダウンに成功する。そしてマウントを奪取するがここでミノワマンが反転に成功し、この試合初めて上のポジションを取る。そしてこの機に電光石火のアンクルホールドをがっちりと極め、アンブリッツはたまらずタップ。ミノワマンがワンチャンスをものにして見事勝利をおさめた。