Dynamite!! ~勇気のチカラ2010~
試合前
世界が熱望していたライト級トップファイター同士の一戦が実現。元ストライクフォース世界ライト級王者のトムソンを相手に川尻はどんな試合を見せるのか? 7月の青木戦を経て「一試合一試合後悔のないように闘いたい」と考えるようになったという川尻。狙うはKO、一本での勝利だ!!
試合結果詳細
1R、トムソンの高い前蹴りに、川尻も左ハイキックで呼応する。最初のコンタクトである組みつきからテイクダウンを奪ったのは川尻。上になり、ハーフガードからマウントポジションを奪取するが、トムソンもディフェンス力が高く決め手のないまま1R終了。川尻の優勢。
2R、トムソンがいきなり飛び蹴りで奇襲攻撃、勢いそのままに川尻をテイクダウンし肩固めへ。あわやの場面だがこれを冷静に回避した川尻はガードポジションに。立ち上がったトムソンに再度両足タックルでテイクダウンを取った川尻だが、トムソンも立ち上がり川尻のバックに回る。ここで川尻はアームロックを狙いにいくが、ブレイク。2Rが終了。
3R、パワーにまさる川尻は組みつきからまたもやテイクダウンに成功する。ガードポジションからサイドへ移行、さらにバックへ回るが、ふたたびハーフガードの体勢に。しかし、グラウンドを完全支配する川尻は、ふたたびサイドを取ると、ヒザをトムソンのボディに落としていく。スタンドとなり、トムソンの左飛びヒザが川尻の顔面にヒットするが、川尻はパワーで強引にテイクダウン。肩固めを狙うが、これは極まらず試合終了のゴング。判定は3-0で川尻が勝利した。