FIGHT FOR JAPAN『DREAM JAPAN GP -2011バンタム級日本トーナメント』
試合前
1回戦、グラウンドでのポジショニングで優位に立ち、パウンドで中村優作から勝利を収めた山本と、殴り合いを展開し、最後はタオル投入で勝利を収めた所が激突。両者は3年前の08年9月『DREAM.6』で対戦し、そのときは判定で山本が勝利している。バンタム級日本トーナメント決勝戦に進むのは……!?
試合結果詳細
1R、所が右ローで先制。両者とも2試合目とは思えない素晴らしい動きで打撃を打ち合う。所の強烈な左ローがヒットすると、山本も左フックを返す。ここで組みつきにきた山本に対し、所はタックルでテイクダウンに成功すると、下から腕十字を取りにいく。だが、山本はこれを外しスタンドへ。所の右インローがローブローとなり、試合がストップ。所に口頭注意が与えられ、すぐに試合再開。所が右ハイでペースをつかむと、強烈な右ロー、右ストレートをヒットさせていく。両足タックルにいった山本だが、これは所がディフェンス。所が右飛びヒザを出すがヒットせず。またも山本が両足タックルにトライするも、所は力づくでテイクダウンを許さず。またも所の右ローがヒットし、1R終了。
2R、山本の左フックがヒットすると、所は片足タックルですかさずテイクダウン。アームロックから腕十字の態勢に入るが、これをほどいた山本は上からパウンドを入れていく。ここは膠着ブレイクとなり、スタンドに。山本が右ロー、左フックを当てていくと、所も左ジャブ、右ローを返す。所が左ヒザを当てにいき、自らバランスを崩したところに山本が追いかけてグラウンドへ。バックにまわった山本の腕を取りにいく所だが、山本も懸命にディフェンスし、ここで試合終了のゴング。判定は2-1で所が勝利をおさめた。